この連載について
22年卒、23年卒、24年卒などZ世代の就活に、革新的な変化が起きている。コロナの感染拡大によるオンライン採用が定着や、学生のキャリア観の変化、“就活テック“が台頭しエントリーシートや、面接の口コミ評価などが出回るようになったことなどにより、Z世代の就活はどう変わるのか? 豊富な取材から導き出す。
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チームラボのように、一見煌びやかに見える仕事でも、きっと実は体力勝負だったり、地道な努力の積み重ねがあるからこそ、素晴らしい作品につながっているはず。仕事とは、そういう大変な側面があっても、人とのつながりを感じ、自己成長ができれば、苦とはあまり感じないものですよね。
また、クリエイティブな方が向いているかなんて、なかなか自分ではわからないものです。自分では「左脳(ロジック)な人間」と思っていても、意外と右脳(クリエイティブ)も得意だったりする。目の前に与えられたチャンスにベストを尽くしながら、ワクワクする方を選択していくと、色々な新たな自分発見のジャーニーが、仕事を通してできますね。
「何者」かになりたいと強く願っていて、なりたい自分になれる場所で成長していく。それでいいーー。猪子さんの力強いエールが胸に響きます。
ただ、なりたい自分を把握し、そんな自分に近づく場を見つけるのは案外難しいもの。本特集に登場したハラミちゃんは、まずは自分を知るために周りの人に、私ってどんな人?の聞きまくったと言いますし、明日登場のレノボのデビット社長は、とにかく色々体験してみて、なりたい姿を見つけていったといいます。特集を通して、様々な論書の体験談を、パッチワークのように参考にして頂けたらと思います。
様々な人しかも自分と同じ価値観でも属性でもない人が集まる場所には、自分とは違った視点でのアイデアや常識と思っていたことではない事柄が出てくるために、ダイバーシティある組織は柔軟にそしてイノベーティブになることができますよね。
だからこそ、ダイバーシティは数値的な目標を達成させることだけでなく、(それも足りていない現状であれば、数値目標を立てることは当然必要ですが)なんのためにダイバーシティな組織、企業やチームにすべきか、アドバンテージを理解することが大切なのだと思います。
物事に対する常識だと思う視点も、ピカソの絵を見て物の見方を変えてくれました。例えば自分の子供の絵が下手なのですが、単に自分の中での常識的に上手だと思える絵の価値観とはかけ離れているから下手だと思い込んで、ついつい補正させようと動いてしまうのですが、ピカソの絵の価値観からは、どれも正解、どれも個性として秀でているのだと思わせてくれます。変化激しく正解すら変わり続ける世の中ですが、チームという存在とその中でうまれた信頼そのものは不変の価値であり、イノベーティブにうみだされたアイデアで自分自身が成長を感じられるといいなと思います。
私も会社という組織が存在する意味は、「同じ志と、違う能力や個性を持った仲間が、それぞれの小さな個を繋ぎ合わせて大きな力に変え、その志を実現する」だと思ってます。
そのためには共に過ごす仲間との信頼と、志への共感が何よりも大事ですね。
自分ももっと若い頃に気づけたらよかったなぁと思ったりしていますが、これからお仕事を探す人たちにはぜひ届いてほしいメッセージだと思いました。
自分が新卒から同じ会社で働いて思うのは、何者でもなく、何者になりたいかも分からなかった自分が縁あって今の会社に出逢い、そこで目の前のことに真面目に取り組んできた結果、信頼し合える仲間ができたのが結果として大きな武器になっていること。
私の場合は30半ばでやっと「なりたい自分」のピースを発見することができたけど、それで動き出した時にこれまでお世話になった人達がめちゃくちゃ支援してくれたとき、「あぁ新卒からこの会社で働いてきたのはこのためだったんだ」と思えた。後から気づくことも多分にあるので、若い世代もどうか気負いすぎないでほしい。
「自由に働くために必要なのは信用」と本文にもあるように、「なりたい自分がまだわからない」という人は、腐らずに今いる場所で目の前のことに真面目に取り組んで信頼貯金をつくること自体にも意味があることだと思う。(今いる場所が合わなすぎるなら場所を変えたほうが良いが)
最高のものを生むためにつくった居場所が、なくなってしまったら元も子もないという考えを大事にしています。』
ゴーイングコンサーンであることとアート的な取り組みを両立させているのはすごい。
加えて印象的であったのは、新しい分野に挑戦してみなさいとのこと。世の中にインパクトを与え、未来を創造する人々が大切にしてることなんだろうと強く実感しました。
重要メモ▶︎
・自分は何者になりたいのか、その「なりたい自分になれる場所」を見つけること
・自由に働くためには信頼が必要
・自分はどういう時に楽しいと感じてきたのか。少しでも生きている実感みたいなものを持てたのは、どんな瞬間だったのか。これを考えることで、生きる意味を感じられる仕事に出会える。
・体験したことがない環境に身を置き続けると、成長のスピードが上がる