KDDI「ガラケー」3Gの通信 来年3月末で終了へ
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(昭和おじさんのつぶやき)
日本で3Gサービスがスタートする前後、銀行で通信会社グループの営業を担当したり、その後も産業調査部署で通信業界担当でした。
当時は、IMT-2000という世界規格があって、ドコモもソフトバンク(当時はJフォン?)がW-CDMAというタイプを採用したのに対してKDDIグループは(たしか)cdmaOneというタイプを採用し、いろいろ技術的な違いについて調べたのを思い出します。まあ、サービスレベルで見れば大きな違いはないのですが、設備投資額が変わるとか端末が特殊だとかなんとか、結構な騒ぎでした。
それはともかく、当時の3Gのスタートは衝撃的でした。メールやブラウジングの速度は大きく上がる、iモードをはじめとする高度サービスもサクサク動いて一気に使いやすくなる、それにきれいな写真まで撮れる(3Gは無関係)、ポケットの中に入る端末でこんなことができるのかと、「ドラえもんの世界が実現したなあ・・・」となぜかしみじみと感じました。
今となってはショボいレベルなわけですが、3GになってなければiPhoneも機能倒れになっていたと思われ、画期的な規格だったと思います。KDDIの3Gは他の2社と違う規格で、色々苦労したもんね。
負の遺産はとっととクローズして、空いた電波を5Gに回したいところでしょう。
とはいえ、一般ユーザーだけでなく、埋め込みの通信モジュール系をちゃんと巻取り切れたのか気になるところ。他の2社も注視していることでしょう。つい先日、実家に行って父親が使っているauのガラケーを確認したところでした。そろそろ3Gが終わるハズだから機種変更をさせないといけないと思って。
で、実際に父親のガラケーを開いたらなんと4Gの文字が。
契約した時の書面も確認して、ガラケーだけど4Gのデータ通信プランを契約していることが判明したので、3G終了はウチの父親には関係なかったことが分かった。
ガラケー=3Gって思い込んでいたけど、そうでもないんですね。