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【肉好き必見】牛丼が「贅沢品」になる日が来るのか?

NewsPicks編集部
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  • Interstellar Technologies K.K. Founder

    というわけで、和牛の時代が来るわけです。
    もちろん外国産の穀物を食べさせてるところもありますが、ビールの搾りかすなどの本来は産廃になるものを工夫してメインの餌にしている尾崎牛のような優れたプロダクトもあります(WAGYUMAFIAグループのメインのお肉は尾崎牛です)。

    そして、それを安売りせず繁殖農家、肥育牧場がちゃんと儲けられる価格で売ることにこだわってきました(日本人からは高い高いと批判を受けたりしますが)。だからこそ、安い海外産牛肉に頼ってきた業態とは一線を画しています。

    日本は年中通して豊富に雨や雪が降るので水不足にはなりませんので、オーストラリアのグラスフェッドビーフみたいなことになりません。地下水を大量に汲み上げて育ててるアメリカのコーンフェッドの牛肉みたいなことにもなりません。そもそもグラスフェッドビーフを有難がってる人たちは環境保護信者みたいな人が多いんですけど矛盾に気づかないんですかね?

    私は貴重な和牛をたまにしか食べられない贅沢品としてプレミアムをつけてこれからも売っていきたいと思ってます。


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    静岡県立大学国際関係学部 准教授

    牛肉の生産国は、
    1位 米国 1226万トン
    2位 ブラジル 990万トン
    3位 EU    800万トン
    4位 中国   644万トン
    5位 インド  627万トン
    6位 アルゼンチン 305万トン
     このうち、米国、EU、中国は、国内消費分が大きいため、輸出国の順位は以下のようになっています。
    1位 ブラジル 208万トン
    2位 オーストラリア 166万トン
    3位 インド  156万トン
    https://www.alic.go.jp/joho-c/joho05_000879.html

    つまり、日本で安価な牛肉が入手できるかどうかは、ブラジルとオーストラリアで、安価な牛肉の生産が続けられるかどうかにかかっています。
     特に、ブラジルは、牛肉の国際相場を左右するくらいに輸出量が多いです。ブラジル産牛肉の価格は、2011年と比べると、3.5倍になっています。
    https://www.indexmundi.com/commodities/?commodity=beef&months=120&currency=brl
     ブラジル産牛肉の価格高騰の最大の要因は、最大の輸入国である中国の需要増大です。飼料であるトウモロコシの価格も高騰していますが、これも直接の原因は中国が輸入を増やしたからでしょう。
     「日本で牛丼が贅沢品になるか?」という問いへの答えは、中国が現状の牛肉消費を続ければそうなる、というのが一番確実な答えです。
     気候変動で牛肉生産が減少して世界的に品薄になる、というようなことも長期的にはあるかもしれませんが、現在の生産水準が維持されても、日本人の購買力が増えない限りは、すでに贅沢品です。
     他の食品と同じですが、世界的にはインフレが続く一方で、日本人の購買力は増えていないので、食品輸入のコストは上がり続けています。国際的に人気で品薄の産品については、日本の商社などが買い負けて、日本国内には入って来なくなる、ということもすでに起きています。


  • NewsPicks ジャーナリスト

    学生時代、ファーストフード店でアルバイトをしていましたが、当時からミート(牛肉)は、大量の穀物消費の末に生まれていることを耳が痛いほど聞かされていたので、焼いてストックしてから時間切れになったミートを捨てる際は、心が痛む想いでした...

    それはさておき、目下、私は「アンモニア不足」を懸念しております。

    アンモニアといえば、高校までの科学の実験で刺激臭のある化学物質。または、化学の教科書や歴史の教科書を紐解けば、20世紀の産業発展を支えた「ハーバード・ボッシュ法」によって生産できる化学物質でもあります。

    最近では、韓国で不足しているとニュースで流れている「尿素水」に原料であるほか、石炭火力の脱炭素の新ヒーローとしてアンモニアが注目されています。
    もちろん、その最大の用途は植「肥料」です。

    そのアンモニアですが、化学工場の停止や原料ガスの高騰で、不足と価格高騰に見舞われています。

    こうした工業プラントやエネルギーの事情により肥料価格が上昇し、穀物も価格が高騰、さらには食肉にも反映されるという、「風が吹けば桶屋が儲かる」のようなモノ不足もあり、食卓に届く食べ物の奥深さを痛感しております。


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