オミクロン株「まずは水際対策が重要」 自民・茂木幹事長
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注目のコメント
水際対策について色んな意見があるが、僕は２つほど誤解があるように思う。
▼１：デルタ株で台湾が水際対策に成功した。
そう思っている人がやたら多い。台湾は当初から上手く防げていたのは事実だがパイロットから流入を許し市中感染が広がった。だから水際対策としては失敗したといえる。ただしその後にうまく抑え込めたのでコロナ対応としては優秀な国といえるが、その部分に関しては『水際対策とはいえない』
・・・成功した国はないと僕は思う。それだけ強い感染力を持ったウイルスのコントロールは難しい。入国禁止といっても物流も含め完全に止めるのは不可能に近い。
▼２：船底にあいた穴のイメージ。
水際対策でこういう例を出す人が少なくないが、そのイメージは間違っている。なぜなら船底にあいた穴なら防げば船内の水は増えないが、ウイルスの場合は増える。
なので例えるなら雑草やゴキブリや火事のように増えるものを出すべきだと思う。隣の家でロケット花火をしていて、それが飛んできて火事にならないように家を守るのが水際対策としたら、それが飛んできて家に火がついたらその火をどう消すのかの方が重要になる。ロケット花火をその後でどんだけ防ごうが１度火がついたら家はドンドンと燃えていく。
