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ウイルス排除に成功 “エイズ完治につながる発見” 国の研究所

NHKニュース
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    専修大学 商学部教授

    タイトルに「(ワクチンなのに)完治につながる」とあったため違和感を感じ、「医薬基盤・健康・栄養研究所」のプレスリリースで研究の概要を確認しました。

    「エイズウイルスの完全排除に繋がる免疫応答の誘導~エイズ根治を導くワクチン療法の開発~」(医薬基盤・健康・栄養研究所 2021年11月8日)
    https://www.nibiohn.go.jp/information/nibio/files/96341ab7d360db26d347d7ce9a254eb5a1228bde.pdf

    研究対象は組換えタンパクワクチンのようです。当技術を用いては米ノババックス社が新型コロナワクチンを開発し(製造上の問題への対策中とのこと)、世界では他に数社が承認前に近い段階にあり、日本では塩野義製薬が開発を進めていると報道されています。組換えタンパクワクチンは目的の遺伝子を組み込んだウイルスを直接接種することにより、ヒトに対し感染状態と類似した状態を作り免疫を惹起するため、持続的に液性免疫と細胞性免疫の両方の免疫刺激を引き起こすことが可能とされています。

    この方法でエイズウイルスへの感染を「予防できる可能性」があることが「カニクイザル」で確かめられたことは朗報です。しかしプレスリリースにある「ワクチンを接種した動物でいったんHIVが存在してその後消えた」ことをもって「完治につながる可能性」としていることは誇大すぎる表現だと感じます。(AIDSが発症しているか未確認なのに「完治」といえないのではという認識)

    「いったん感染が成立した」のならワクチンの効果としては劣ることになります。その後にウイルスが消失する理由は「細胞の免疫防御作用(細胞性免疫)」によるとの見立てであるとのことは理解できます。

    したがって、研究成果の正確な表現は「有効性が高いワクチン(高い予防率の獲得)の開発につながる可能性」であり「完治」という言葉にあまり敏感にならない方が良いと思います。

    報道は学術誌に掲載された基礎研究成果の発表(論文)が研究機関のプレスリリースとして掲載されたものです。有名学術誌だけでも毎年何万もの成果報告がありますので(掲載された内容の序列付けをしない段階においては)この論文もそのうちの1つという位置付けだと理解しています。


  • トップ表示されている専修大学小学部の方の知ったかぶりが酷すぎるのではないか?「今後のデータを待たずとも『完治』には繋がらない」という趣旨のコメントは明らかに間違っている。HIV感染症・AIDS・ワクチン療法について理解できてないように思う。

    HIV感染症は、HIVに感染してウイルスが体内の免疫機能を破壊するもの(CD4が低下)。AIDSは、免疫機能の低下が進行して重篤な日和見感染症に感染した状態(つまりHIV感染症とAIDSは相対的な状態の違いに過ぎず、本質的には免疫機能の低下)。HIV感染症についてはHIVを体内から排除した時点で根治だろうし、AIDSの場合にもHIVを体内から排除さえできればCD4回復に繋がるのでは(免疫機能が回復すれば通常の免疫機能を持っていれば大きな問題とならない日和見感染症の完治にも繋がる)?

    研究成果が(その表現を含めて)正しく、かつ人にも問題なく適用でき、HIV感染症に有効だと仮定して、それがAIDSの完治に繋がるかどうかは、ワクチン療法(免疫機能に働きかけてHIVを排除する方法)が免疫機能の著しく低下した状態でも有効に機能するかという点を見極める必要があり、そこは今後得られるデータを待つ必要があるでしょう。

    いずれにしても、データを待たずして完治に繋がる可能性がないと断定できるものではないと思います。

    ※なお、研究発表がHIVを「エイズウイルス」と表記していること、及び発表文の内容から、研究発表にいう「エイズ」とはAIDSではなくHIV感染症を指しているものと思われる

    どなたか専門家を連れてきてコメントしてもらってほしい。


  • 日本証券アナリスト協会認定アナリストCMA

    現在は複数の抗ウイルス薬を服用してウイルスの増殖を抑制し、AIDS発症を防止することしかできず、完治に至る治療法が確立していないHIV。今回の研究発表では、「アジュバント分子組み込み弱毒ウイルスをワクチンとしてカニクイザルに接種し、その後、強毒性エイズウイルスを感染させたところ、一旦は感染が成立しましたが、その後強毒性エイズウイルスが完全に排除」されたとのことです。

    長い投薬生活を覚悟されてる患者の方々にとっては完治に向けた一筋の光が見えてきたところであり、治療法の開発・進展が期待されます。

    エイズウイルスの完全排除に繋がる免疫応答の誘導 ~エイズ根治を導くワクチン療法の開発~
    https://www.nibiohn.go.jp/information/nibio/2021/11/007362.html


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