ギグワーカー特化型の「電動自転車のサブスク」Zoomoが急拡大中
コメント
注目のコメント
電動自転車、通称Ebykeのスポーツタイプは、30キロ、40キロでて、移動にも便利で、私自身も何度かレンタルしたことがある。
もはや原付並みであるが、免許証は必須ではないが、
免許証の確認、ヘルメット着用は基本義務づけられているところが多いように思う。
原付と電動EbykeのCO2排出量は、同距離の場合どうなるのだろう。(エネルギー生成段階から…。)
また、ビジネスモデル(課金体系)は?
気になるところである。
イスラエルから、Viola Groupが入っていることを見ると、ある程度成長するモデルが描けているか。フランス版の料金表を見ると一番安いプランで35ユーロ/週なのだけど、高いよ!
フランスで恐らく最も有名な電動自転車サブスクサービスであるVeligoは40ユーロ/月。学割等で20ユーロ/月。これと比べると月と週を取り違えたと思うぐらいZoomoの料金設定は高い。
ただここで学びがあるとすれば、電動自転車普及のネックは車体価格だということ。Veligoは契約期間が最大6ヶ月に制限されていて、電動自転車のある生活のお試しサービスという位置付け。電動自転車が気に入って契約終了後も乗り続けたい場合は地元の自転車やさんで購入して下さいというスタンス。
Zoomoも35ユーロ/週のレンタルと2200ユーロの購入の間に50ユーロ/週の「何時でも買い取り」プランが設定されています。価格が高くて手を出しにくい電動自転車をまず体験してもらい購入に繋げる戦略だと思いますが、でもやっぱり高いよなぁ。ギグワーカー向けとはすなわち配達員フリート向けで、デリバリーサービサーへの電動自転車を供給するZoomoのビジネスモデルということでしたか。
これ電動自転車だけで無く、新興国の三輪タクシーにも当てはまります。そして電動自転車同様に、車両本体のローン(買取)価格の設定がポイントです。
ドライバーは結構な財産をリキシャ等に投資をして、稼ぎ・返済する為には環境貢献もさることながら、初期投資額が分水嶺になり、しかも安ければ競合する個人事業者も登場してしまいます。
先ずはマッチングサービスで地域都市のローカル市場を確立して、その後ドライバーの参入を促すも、そんなにドライバーが必要かという話になりますが、三輪や二輪は渋滞をすり抜けられるのでEVよりもニーズは有って、しかも明確なはず。
車両重量や充電可能時間、盗難防止機構など、作り込む要素はたくさん有って、コストを如何に抑えるか。この点ではベンチャーよりも、従来メーカーの方が技術を持っているはずなので、フリート向け以外の電動化の動向も見ておく必要が有るかと思います。