VR/ARや5Gを活用してリモートワークの範囲を拡大

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注目のコメント

• 角田 拓志

  株式会社モンドリアン メタバースエバンジェリスト

  ・2021年11月28日

  XR(ARやVRなど現実拡張の総称)技術の本質的価値のひとつに『コミュニケーションのノイズ除去』があります。例えば目の前のコップの情報をその場にいない人や未来の人に伝えるときに、人類はこれまで文字にして手紙を送ったり、電話で口頭で話したり、写真をメールで送ったりなどをしてきました。受け取った側は、コップのサイズ、入ってる液体、取っ手の有無、デザインなどの情報を一度脳に取り込み、想像上のコップを脳内に作り、理解します。これがコミュニケーションです。ただ、果たしてそのコップは本当に正確に再現できてるでしょうか。写真や動画であっても、手にとってクルクル回せるわけでは無いので、間違いなく情報出し手側の見ているコップと、受け取り側の脳内コップにはギャップがあります。コップならまだいいのですが、現代人はものすごい量の情報を遠隔でやりとりしており、それらが生むコミュニケーションのノイズの量は想像を絶します。こういったノイズを除去することで、人類のコミュニケーションレベルは三段飛ばしで進化する、というのがXRの可能性のひとつです。