英、コロナ規制を再導入 新変異株の確認で
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こちらロサンゼルスでは、屋内の飲食はワクチン接種証明の確認を義務付けることになっていますが、ほんの数割のレストランしかこれを守っていないという感じです。政府の規制が効きづらくなっています。心配です。
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致し方がないところなのでしょう。従来のワクチンが効かないとなると、効くワクチンを打つしかなくなりますが、それまでにロックダウンだなんだとなると、社会がついて来れるのかは大変、謎です。
凄まじい波を経験した日本やインドはどうなるのか。現在進行形ですが、良い加減、行動制限の効果の有無もきちんと分析して欲しいところ。分からないけど出歩くな、では、洋の東西を問わず、社会は付いてこない気がします。ちょうど先週、ロンドンの同僚たちとzoom会議で、この話題を話したところですが、多くのイギリス人は、政府がマスクの規制をもっと長期間、より広範囲での規制を強くやるべきだと感じていると言っていました。
ヨーロッパでも、お国柄的にイタリアでは規制が緩くなってもマスクをしない人達に「なぜマスクをしないのか?するべきだ」と他人を注意できる文化があるから、イタリアではマスク使用率が非常に高いそう。イギリス人は、他人には言いづらいカルチャーがあるから、そのかわり政府がマスク規制をしてくれれば、大半は従うということ。
仕事上イギリス、香港、シンガポールやオーストラリアとzoom会議をよくしますが、オフィスから出席する場合、マスクをつけているのは、日本人だけです。マスクに対する意識が一番高いのは、日本人。規制がないとしないのなら、規制を強めるしか策はないですよね。11月15日までの1週間の人口100万人あたりのイギリスの新規陽性者数と死者数はそれぞれ4,208人と15人です。新規陽性者数は一進一退を繰り返しながら昨夏のピークに近い水準で高止まりが続いていますが、死者数は同131人に達した昨夏と比べると大きく減って、その水準で横ばい状態であることが見て取れます。こうした状況のなか、オミクロン株という未知のものが出て来たので対応したのでしょうが、「公共交通機関と小売店内でのマスク着用義務などを再導入」という日本では当たり前の範囲に止まります。「今回、英国全体に一定の規制が復活する」といっても今のところはその程度。
同じ週の日本の新規陽性者数と死者数はそれぞれ8人と0.2人で、それぞれ英国の500分の1と90分の1に過ぎません。それなのになお、日本ではマスクに限らず様々な制限が続いています。
『ジョンソン政権の「ウイルスとの共生」が試される可能性もある』とありますが、イギリスと日本の経済状況を比べると、イギリスがウイルスとの共生で成功を収めて来たことは明らかです。更に米欧の回復ぶりと比べると、効果のほども定かでない行動制限ばかりを強調した日本だけが、試されるまでもなく失敗したと見て良さそうな・・・ (・.・;
こうした判断の一つ一つの積み重ねが日本の賃金に影響するのです。ジョンソン政権の「ウイルスとの共生」を否定的に捉えるニュアンスを記事に感じないでもないですが、無症状の“健常者”が感染を拡げるウイルスである限り、如何にして活動を止めず共生するかは大事な視点。オミクロン株なり次の感染拡大局面なりで同じ愚を繰り返せば日本の衰退が加速します。今のうちにしっかりと医療体制を整えて、次の局面に備えて欲しいと念じます。