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みずほ銀、再生の条件は? 金融システムや企業統治の専門家に聞く

朝日新聞デジタル
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    (株)TOASU特別研究員(経済評論家・コンサルタント)

    今は適切だが環境が変われば問題になりそうな事象、表面に出ていないが水面下で問題が生じていそうな事象、といったものを問題が表面化する前に察知して手を打つのが経営者の大事な役割です。かといって、巨大企業の経営者が全ての領域で最先端の知識を持って組織をコントロールすることは出来ません。組織のそれぞれのレベルで仕事をする者がポジションに相応しい専門性を持っていて任せるに足るか否かを判断するだけの知見を有し、任用と更迭を果断に行えるどうかが重要です。年次横並びで潜在能力を重視してポストを決める日本の伝統的な企業では、システムといった真に専門性を有する領域でも潜在能力重視の配置が行われがちといったこともあるでしょう、たぶん。
    こうした状況下、みずほの経営陣がシステム分野の布陣を軽視したということは確かにあるかも知れません。しかし、それは巨大組織を運営する上での一断面。多くの人が迷惑し監督官庁の面子は潰れたかも知れないけれど、日本の金融制度の根幹を揺るがす事態であったとも思えません。混乱で実損を蒙った顧客がいれば銀行が補償することになるのでしょうし、耐えがたい迷惑を蒙ったと感じる顧客はみずほ銀行を見放して他の銀行に移るはず。
    外部の識者のこうした分析と提言を入れるかどうかも事業を総合的に見渡して経営者が決めるべき事柄で、当該トップに経営を任せて良いかどうかは取締役なり株主なり社員の信頼感なり市場なりが決めること。障害への対処方法や経営者の首のすげ替えは、経営責任を取るわけでない監督官庁が押っ取り刀で乗り出して行政指導で行うべきことではないでしょう。
    監督官庁が行うべきことは企業の優勝劣敗と顧客の保護が整斉と進むルール作りであって、個別企業の経営事象への直接的な介入ではないように思います。監督官庁が過度に経営に直接介入すると、過度に保守的な風土を生んで日本の企業と産業の新陳代謝を遅らせるように感じます。許認可業種とはいえみずほ銀行は民間企業です。(・・;


注目のコメント

  • なんかあまりピンと来ない話やね。
    「全体の構造がシンプルであれば、顧客に影響を与えるような障害を頻発することはないだろう」って言うけど、システムが切り分けられていたほうが、障害が発生した際の影響の範囲を限定できて大規模障害になりにくいという面も大きいのよ。

    それに、「システム担当役員にはシステムを熟知している人材を充てる必要がある」って言うけど、これもどうなんだろう?別にITの専門家である必要はないと思う。それに最初から特定のシステムを熟知した役員なんているわけないし、いるとしたら業者との癒着が疑われて逆に胡散臭い。システム関連の業務メールのccかbccに必ずその役員のアドレスを入れるとか、最低限それだけやっていれば銀行や現場としては充分ではないの?あとは放っておいてもその役員はメール見て短期間でシステムを熟知するし、分からないことがあれば部下に聞くだろ。そうやってどんな役員も数ヶ月で専門家になるというのがビジネスの実務の世界のありようだと思うけどね。


  • 某上場企業 内部統制部門 部長

    八田教授、J-SOXの建て付けの頃は内部統制の専門家と言われていたのに、今は企業統治の専門家ですか。

    内部統制と企業統治(コーポレート・ガバナンス)は異なるモノのはずだけど、内部統制実施基準に記載されている全社的な内部統制の統制の例示の中にコーポレート・ガバナンスに踏み込んだ領域を混ぜてしまったが為に、内部統制とコーポレート・ガバナンスとの境界が日本の中で非常に曖昧になってしまったよね。

    責任持って、改めて内部統制実施基準でコーポレート・ガバナンスと内部統制の境界を明確にして欲しいものです。

    みずほの問題は、確かにコーポレート・ガバナンスの問題だと私も思います。
    しかし内部統制実施基準に従えば、みずほは全社的な内部統制の不備に当たるんですよ。。。そこがオカシイんです。。。


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