カーボンニュートラルで日本農業大改革!?「みどりの食料システム戦略」の 勝算は?
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農林水産省が5月に発表した「みどりの食料システム戦略」はカーボンニュートラルの観点から
日本の有機農業比率をあと30年で今の50倍の25%まで拡大するなどの内容を含む衝撃的な内容でした。
その真意を農林水産省の若手官僚たちにインタビューさせていただきました。
日本の農業がどこへ向かうのか当事者たちへのインタビューをしながら考え、連載していきます。素敵なインタビュー記事ですね。
こういう情報、もっと欲しいと思っていました。
個人的には、有機農業が必ずしも環境貢献性の高いものであるとは思っていませんが、自分も有機農プレイヤーであることから、その可能性を信じて未来を考えている方の思考はとても理解できます。
しかし、自然の仕組み、天地のシステムを活かしていく農業をオーガニックと捉えるのであれば、記事内でおっしゃっている
「ドローンによる農薬のピンポイント散布、ビニールマルチを生分解性にする、温室の電化、水素化、BNI強化小麦」
などの新技術により、ますますオーガニック感と遠ざかる感じがするのは気のせいでしょうかね??
もはやオーガニックという概念がふわふわと曖昧すぎるので、いっそのこと新しい概念で進んでいったらよいのに。と、思っています。
有機農業の推進とかいうから、余計に違和感がでてしまっているような気がしています。
「我々は、生産性も経済性も高い農業が結果的に自然に最も優しかったという、事実を作り続けようと努力するだけで、未来の環境に優しいかなんて現時点ではなんにも分からない」 みたいなことの概念化とでもいいましょうか。突っ込んだインタビューに顔出しで語る農水職員の方々には好感が持てますね。
来たる12/8の東京栄養サミットに向けても、農水職員の方々が大車輪で動き回っている様子はうかがえて、いや、皆さん寝てますか??と心配になります。。