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南ア、新たな変異株出現で深刻な第4波懸念-世界に広がる恐れも

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    マウントサイナイ大学 アシスタントプロフェッサー

    最近同定されたB.1.1529と呼ばれる変異ウイルスの話題です。

    新しく見つかった変異ウイルスを特別に懸念すべきかどうかは主に、感染伝播が既存のものよりもしやすいか、そして獲得された免疫を回避しやすいかなどで決まります。

    この変異ウイルスは、少なくとも獲得された免疫を回避しやすいことが変異から伺い知れ、かつ感染伝播もしやすい可能性が指摘されています。

    ただし、これが世界的にデルタを置き換えるようなインパクトをもたらすかは明らかでなく、そのような傾向を示すまでは、皆が「深刻な懸念」をするには早すぎるように思います。

    また、「異例に多数の変異が生じて」いることは、免疫能の低下したHIV患者などで長期に慢性感染を続けていた結果なのではないかと推測されており、そういった点からも研究者の関心が寄せられています。ただし、「多数の変異」=「怖い変異ウイルス」では必ずしもないことをあわせてご確認ください。


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    地経学研究所 主任研究員

    南アフリカで検出された変異株B1.1.529。まだ検出されたばかりだが、感染のスピードが明らかにデルタ株より早い。また免疫を逃避する可能性もある。つまりブレークスルー感染を起こす可能性が高まっているところも脅威。

    やはりブレークスルー感染が多発している地域は変異株も疑ったほうがよいのでは。ワクチン接種が早かった英国はまだしも、韓国などワクチンの効果減弱や緩和タイミングだけでは説明がつかない早さで感染拡大している地域もある。英国で去年、アルファ株が見つかったときも最初は緩和が早すぎたという説明だった。

    B1.1.529は香港でも見つかっている。ただ入国時の検査ではなく、隔離4日目の検査。英国は早速、国境管理を強化した。日本では南アフリカからの入国者はいま自宅待機の対象。つまり、仮にB1.1.529に感染していても入国時の検査で検出できず、その後に発症しても無症状だったら、国内に流入する可能性もある。水際対策また厳しくなるだろう。


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    専修大学 商学部教授

    日頃NPなどで触れている新型コロナウイルス関連のニュースでは、科学的な背景や時系列での情報がタイムリーに提供されており、ほとんどの場合において状況が容易に理解できると感じているのですが、理解し難いのがアフリカの状況です。

    国別の感染者数はNHKのまとめによると以下の通りです。
    https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/world-data/

    国別のワクチン接種率はロイターのまとめによると以下の通りです。
    https://graphics.reuters.com/WORLD-CORONAVIRUS/VACCINATION-TRACKER/jznvnyzjqpl/

    接種率が低いアフリカ諸国でコロナウイルスの感染率が低いことについては、(いろいろ言われていますが)明確に説明できていないと思います(幸運なだけだったのかもしれません)。他の国の例に倣えば、感染拡大のリスクは「アフリカだからない」とは言えず、むしろ今後流行した場合他国に比べて無防備な状態(ワクチン接種率が低い)と考え、警戒態勢を維持しないといけないと思います(触れなくてもそうしているはずですが)。

    また南アフリカは欧州との結びつきが極めて強く、両地域間移動が多いはずです。感染力と毒性がともに強い亜種(変異株)が欧州に飛び火すると、一気に世界への拡散が懸念されますので、慎重なモニタリングと必要な措置を講じる必要があると感じます。

    当初の新型コロナウイルス(最初武漢で発見された株)自体、従来のコロナウイルスの変異によるもので、その後変異した「デルタ株」はワクチン耐性の高い変異になってしまいました。ウイルス自体は常に変化(遺伝子の入れ替わり)しており、変異株がたまたま感染力が高ければ拡散し、毒性が高ければ健康被害をもたらします。毒性が高ければワクチンなどの対処法が奏功しにくいことにもなります。

    単に変異部位が多いことが感染力や毒性が高いことの対応関係はないはずです。しかし、遺伝子に多数の変異部位があるということは長く体内にとどまっていた環境にあったことと関連し、この株の問題だけではなく、今後の変異株の発生が危惧される状況と考えられていると思います。「変異が発生しにくい環境に変えることの必要性」を公衆衛生に携わる方々は重視して考えていると思います。


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