<最新の物流情報>1分で読める!みんなのロジニュース55:2022年アメリカ西海岸の労働争議について - みんなのロジスティクス
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米国西海岸の使用者団体(船社とかターミナル会社の団体)PMAと労働組合であるILWUの間で結ばれている労働協約が2022年7月1日失効を迎えます.1-2月から下交渉が始まると予想されています.
このところのサプライチェーンの混乱もあるため,PMA側は1年の協定延長を打診しましたが,ILWU側が拒否しています.
サプライチェーンの混乱の要因として労働力不足も挙げられておりますし,バイデンの大統領令や稼働時間延長にILWUが協力したという経緯もあります.今回の交渉はもめるのではないか,という見込みがあります.
2014-15年の前回交渉時はストライキやスローダウンで荷物輸送に混乱をきたしました.7月まで物流の混乱が続くようなことがあれば22年いっぱいで混乱が解消しないことも視野に入ってきます.年収2,000万円もらっていて、自分達の既得権益を守るためにサプライチェーンの乱れなどお構いなしに、ちゃっかり交渉する西岸港湾の労働者たち。世界のバッシングを気にしてないよね。強い。