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「問題なのは肉を食べることではなく、大きな負荷を伴う食肉生産のあり方を当然のものと考えて肉を大量消費すること」。藤原先生のインタビュー、そんなメッセージと私は受け止めました。
菜食やヴィーガンの話は「何を食べるかは個人の自由」という議論になりがちですが、一人一人の「個人の自由」を足し算した結果、総体として地球や環境に負担を強いてしまうようではやはりそれは食のあり方としてはまずいのだろうと思います。菜食の議論を、ちょっと違う角度から考えるヒントになるインタビューです。
肉料理は環境負荷も考えて、鶏>豚>牛という優先順位を意識しています。

もちろん牛肉も好きなので、頻度を減らす代わりに、多少値は張っても良いお肉を味わって頂くようにしています。
大量消費するのが問題なのであれば、そこには必ず大量消費を促す広告の存在がある。散々広告で煽って購買意識を煽られて買わされた結果、「消費者が悪い、食い過ぎだ」と消費者に責任を押し付けるのは正直どうかと思う。作らなければ、売られないわけで。

だから食と環境を考えるにあたり、生産者の倫理観というのは見逃せない。金儲けと消費、環境、それらのバランスをどう構築していくか。ある一定のバランスが保たれるのであれば、消費者はその供給バランスの中で好きなものを食べられるはずなんです。それがあるべき姿ではないですか?

一方で、食と環境負荷を考える時に、食材によっては産地の局地化が原因になるものもあります。僕らがやっているアボカドなどは、その最たるもの。資源消費の多い食材は、その資源が豊かな国にシフト・分散していく必要があります。もしくは環境負荷がかからないようTechで補う必要がある。生産体制のグローバル化も今後さらに進めていかないといけない。

ただ単に菜食主義なら問題ない、肉は悪だ…そうした偏った議論に滞るのではなく、総合的にどうすれば各業界が共存共生していくことができるのか、利己的な視点を外して深い議論に花を咲かせる必要があると思います。