えっ、ベッドや机が天井から降りてくるの? 米国の元アップル社員が挑む「住宅革命」
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面白いですけど、天井の構造からフィットさせないといけねいということは、リノベーションのコストがかかりすぎるということでもあり、必然的に新築の住宅へのビルトインが前提になる。したがって、産業構造に深く入り込まないといけない≒コストも価格もはねあがってしまう。
加えて、結局地面にまで降ろすのであれば、そのスペースを結局は空けないといけないので、ユーザーからすると毎日寝るためにかなりのペインが強いられそう。であれば、わざわざ天井に収納するより、むしろ簡単に組み立てられる方がそもそもの課題を解決するのでは?とも思えてしまう。
とはいえ、普通は思いつくだけで終わってしまいそうなアイデアを実際のプロダクトとして実現してしまうのはすごい。LGの「収納からぬるぬるとせり上がってくるテレビ」と組み合わせるとずいぶん部屋がすっきりしそう。
https://newspicks.com/news/3580640
でも、記事中にある「狭い空間を有効活用」という観点から考えると
●机仕事や食事が終わったらちゃぶ台の脚を折りたたんで押入れに入れる
●押入れからお布団を出して寝る
──という日本の昭和生活様式にグルッと一周回って戻ってきたような。
「うさぎ小屋」とも揶揄された狭小住宅で生活する日本人の知恵。アメリカ人がようやく日本に追いついてきたニュース?天井から下ろすというアイデアは結構昔からあるほか、国内では間取りのない家というコンセプトでベッドを壁に収納するというものもあります。おうちハックという言葉もありますが、アイデア次第でまだまだ便利になると思います。
天井からベッドをするりと下ろして、ぐっすり眠ろう (2015/09/23 公開)
https://www.roomie.jp/2015/09/288741/
住む人の想像力を刺激する 「間取りのない家」へようこそ
https://crevia-times.com/learn/60/