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タブーに切り込め!ここがおかしい「日本の保険」
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既に配信したレポートでも指摘しましたが、テーパリングの開始を決めた途端にペースアップを議論していたことが大変印象的でした。

また、夏のCovid-19の感染者増加が、消費支出の構成の調整を阻むことで、財需要の高止まりを通じてボトルネックを悪化させ、インフレを加速させたという悩ましい効果も指摘されています。

その一方で、特に政策判断に関する議論のパートでは、「逆接」表現が多用されたことも、市場との対話に配慮している様子が窺われて興味深く思いました。
市場の信任は実質金利の低さに現れていると思います。ここが上がってしまうと、人々の行動様式が一変するリスクがあります。市場の思惑を牽制するのは大事ですが、思惑が生じる芽を摘むのはもっと大事だと思います。
バイデン政権による巨額の財政支出を前に、第2次大戦時に近い規模の財政支出が久しく経験しなかった種類のインフレ圧力を引き起こす可能性があると警鐘を鳴らすサマーズ元財務長官に対し、イエレン財務長官とパウエル議長が物価上昇は一時的と突っぱねたことがありました。しかし、供給制約を伴う今の物価上昇圧力が長引いて人々の意識が変わればサマーズ氏の警鐘が現実味を帯びてきます。FRBとして無視できなくなって来たということでしょう。極端な財政支出と金融緩和の組み合わせによる景気刺激は出口での舵取りが難しい・・・ (・・;
予想されていたとはいえ「早期利上げを視野」となると、かなりのインパクトが予想されます。

日米ともに株式市場は平穏ですが、円相場はますます下がりつつあります。

円安傾向、どこまで続くのか?
少し前までパウエル議長の市場との対話はすごく評価されていましたが、ほんの少しのタイミングのズレだけで一気に叩きかねない薄氷のコミュニケーションが要求されてます。普通の神経ではとても務まらない
これで完全に「インフレは一時的」なものではないとの認識が確認されました
FRB議長再選の経緯と原油備蓄放出の件とも整合的です
目下では金利の上昇は限定的ですが、今後の動向に注意をしておきたいところです