環境問題は意識高い?!Z世代はなぜ「気候変動」を語るのか
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今週から「NewsPicksトピックス」のまとめ記事をお届けいたします!今回はNewsPicks編集部インターンより山田さん、半導体の津田さん、新規事業の守屋さんのトピックスから。
「Z世代」といった世代でくくられることの多い若手ですが、当然1つの言葉やくくり方でその世代を語ることはできないもの。当たり前ですが、そこには1人ひとりの個性があるはずです。私自身も、簡単に「世代」で何かを語ることはせず、彼ら1人ひとりの考えについて解像度を上げながら、そのまばゆいばかりの個性を追いかけていきたいなと思っています。仕事場にいる若い人たちを見ながらなんとなく思うこと。
「この子たち、2050年に思いっきり現役なんだなあ」と。
カーボンゼロの目標年度、です。
私なぞ、とっくにくたばってるか、棺桶に片足突っ込んでるか、なんで。
そういう意味では、まじめに考えておかれてもよいのではという気もするのですよね。何にも言わない(言えない?)若者には、ちょっと気の毒な思いもあったり。
いうまでもなく、気候変動への対応は、経済と深くつながっています。グレタさんなんかは、若者らしく、とってもピュアな主張をされるわけなのですが。下手にそこへ全振りすれば、この国の製造業がばたばたと討ち死にしてしまいかねない、というのが世の中年世代の認識だと思っています。
でもむしろ、それに基づくよりも、将来を考えた若者たちの意見が反映されるべきなんではないでしょうか。
勉強していただいて、どんどん声をあげていただいてよいと思っています。
さて、おすすめの本。
「ドローダウン」:内容に「もろ手を挙げて賛成」というわけではないですが。とりうる手段をここまで広範にカバーしている書籍を他に知りません。
「エネルギー産業の2050年 Utility3.0へのゲームチェンジ」:主力エネルギーの電気について。みんなあれこれ勝手なこと言いますが。この程度の議論はおさえといてほしいところ。すべての屋根に太陽光発電!、とか抜かした小泉さんの頭ん中が、いかにお花畑かもよく理解できます(笑)。