女性役員は社内で育成 30%目標達成へ企業動く
コメント
注目のコメント
どうしてもアンコンシャスバイアスは生まれながらに持っているわけで、それはアンコンシャスだから誰しもバイアスが生まれるのだと言うことをわかった上で、アンコンシャスバイアスがどんなものがあるのかを見える化することが大切だと思います。そうなると、リーダーは大抵女性はやりたくないものだと思ってしまうですとか、今は子育てがあるから今のタイミングではないとか、バイアスがきいてしまうことに気がつきます。これは考えてしまう側、考えられているのではないかと思う側の双方の視点でも、このようなバイアスがあったものかとわかるわけです。
数字上の割合かただ増えればいいというわけではなく、変化の激しい今の時代に組織が強く持続的にいられるには、または困難な状態にレジリエンス高くいられるには、多角的な視点を持つ事が大切です。よりまじりあい、ダイバーシティな状態であるときこそ見えてこなかったイノベーションもうまれます。
数字だけでなく、組織や企業での決定の場に、よりダイバーシティな観点での女性の割合が多くなる事が必要ですね。このサクセッションプラン、意外とできていない企業が多い。これは女性を育てる意味でも良い施策ですね。「SOMPOホールディングスは、グループ各社の最高経営責任者(CEO)や役員など主要89ポストについて、サクセッションプラン(後継者育成計画)を17年度から策定しています。次代または次々代に誰が就きうるか、1つのポストに10人以上の具体名を挙げます。今秋からは候補者の4割は女性にする」
「黙っていると現場は後任候補に男性ばかり挙げてくる。必ず女性を候補に入れることで、育てる意識が芽生える」という文中の言葉がすべてを物語っています。男女でリーダーシップ能力に差がないことは学術的にもあきらかになっています。バイアスを放置しない仕組みづくりが大事ですよね。