関西スーパー統合、異例の司法によるブレーキ 地裁の決定理由とは
朝日新聞デジタル
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出席した法人株主の代理人(従業員?)の勘違いだろうが、議場で白票が棄権と取り扱われることは繰り返しアナウンスされていたというから、取り返しのつかない間違いだった。
株主総会での実際の投票が優先するという基本ルールを守る必要がないのなら、白票だけでなく、賛成、反対を含め、株主総会当日の全ての投票の「真意」を最確認することになる。
会社は、議案賛成へ解釈したかったようだが、議案に反対するケースでも同じことをしたのだろうか?
それにしても、今時、システムによるデジタル集計ではなく、投票用紙を使うとは古い!
注目のコメント
この株主は、事前に統合に賛成する委任状をに出した上で、総会会場では「棄権」とみなされる白票を投じた。
法律上は、会場での意思表示が優先されるだが、
さらに実質的にも、会場での議論があった後に投じられた「白票」には意思があったとみるのが妥当に思えるが?
その程度の責任感は株主に必要だと思う。田中亘 東大教授の著作で会社法の勉強をしていますが、わかりやすい説明で大変助かっています。
この関西スーパーの件での意見も、わかりやすいと思うのですが…。
≪関西スーパー側の意見書を神戸地裁に提出した東京大学の田中亘教授(会社法)は「事前に委任状などで議決権行使した株主が当日出席すると、議決権行使は撤回したものとして扱うのが通例だ。ただ、今回はそのルールが株主に周知されず、問題の株主も知らなかった。株主は事前に賛成の意思表示をしており、『関西スーパーが恣意(しい)的に票を扱った』という批判はあたらないのでは」と指摘する。≫