「野菜ジュース」の成分は“満足感”だけ!
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注目のコメント
何年か前にバズりましたが、
〇〇何個分のビタミンCとか食物繊維とかもイメージ戦略的なところは多いです。
レモンよりビタミンCが多いアセロラ何個分とは表記しないし、レタスよりも食物繊維が多い牛蒡とかは基準にしないものです。(100gあたり)
何故かこの領域は、比較対象に別の野菜や果物を引き合いに出しますが、
大切なのはその野菜よりも栄養素が多いかではなく、体内での必要量に足りるかどうか、足りるために何g摂れば良いのかです。
少し話は逸れますが、アスコルビン酸(ビタミンC)は抗酸化作用で有名ですが、水中に溶かすだけでも分解が始まり、日光、酸素に触れているだけでどんどん活性体は減少していきます。
抗酸化力の比較データも脂溶性の成分と水溶性の成分をごちゃ混ぜに評価しているものもあり、同一溶媒では溶解出来ないのでは?と疑ってしまうものも多くあります。
なんというか、この手のお話はめんどくさいものです。栄養機能食品といえど過渡の期待は禁物ですが、こんなことを言ったら現代人は何も喰えませんし、どうすれば良いという建設的な議論もありません。昔はやった食品の恐怖をあおる本と同じ類の記事ですね。
呑ん助の栄養補給には、トマト割り(手前は宝ゴールデンにデルモンテ)とグレープフルーツサワー(キンミヤにトロピカーナ)、あとはやはり緑茶割りがオススメです。3年前の記事ですが、この手の内容はしばらくすると出て来てそのうちなくなっての繰り返しです。非科学的記事の仲間であり、定量的な話が欠落しています。不安をあおるだけで解決策はありません。「誰それの見解をもとに構成していて多面的な議論を紹介したものではありません」といけしゃあしゃあ後から追記するところはメディアとしては低品質の極みです。