日本の財政再建に潜む、2つの重大欠陥
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税金をほとんど払っていないのに公共事業や行政サービスを要求する人たちをフリーライダーという。フリーライダーが増えれば増えるほど国が成り立たなくなる。竹中さんにもう10年大臣やって欲しかったな。
同感だ。この問いに対してどう考えるかだ。
Q:「通常、“普通の人”が払う所得税は税率10%以下です。では、この“普通の人”が占める比率は所得税全体の何割だと思いますか?」
A:ちなみにイギリスは15%、ドイツ、アメリカは30~40%です。日本はなんと80%にもなるのです。つまり、ほとんどの人は税金を払っていない。高額所得者だけが高い税率を課せられ、所得税が空洞化しているのです。普通の人にも所得税を払ってもらわないと税は成り立ちません。
重要なのは、税は薄く広く取ることである。所得税の課税ベースを広げないと、所得税率を上げるばかりでは、高額所得者が日本を離れるだけだ。イギリスの「シンデレラの国」という表現は面白い。イギリスはゆりかごから墓場までといわれていたが、サッチャーによって大きく構造改革した。それが変わるのだろうか。
そして、現状に関しては、下記に同意。社会保障を聖域化しないことが、第一歩。財政バランスは、入り(増税)だけでなく出(歳出削減)もできるのだから、もっとそっちを進めてほしい。
『ところが、麻生政権以降、社会保障を聖域化したため、自動的に毎年1兆円も借金が増えていくことになってしまった。社会保障を削るというと批判の声が大きくなりますが、その結果、残念ながら今後の財政は相当厳しい状況になると思います。』