【図解】今、「養殖」が熱い理由
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フードテックが盛り上がっていますが、中でも水産物、養殖は日本にとってチャンスの大きい領域だと思います。完全養殖において、日本はトップクラスの技術を誇っているからです。
完全養殖は記事中にもあるように、品種改良や持続可能性の面で要になります。
なんとか、このチャンスを逃さぬようにしていきたいところです。
注目のコメント
スーパーで売っているサケが「チリ産」と表示されているのを目にする機会が多いですが、チリでのサーモン養殖は、マルハニチロが1970年代から手がけてきた事業です。
https://www.maruha-nichiro.co.jp/salmon/fishery/09.html
なお、サケの養殖は、2005年あたりまではチリが世界トップでしたが、その後ノルウェーで増えていき、今はノルウェーがトップです。
記事にもありますが、養殖の形態というのはいくつかあり、規模も様々です。
イオンがやっている、インドネシアでウナギの養殖をしたり、ベトナムでナマズの仲間の養殖をするような事業もあります。
https://www.nna.jp/news/show/2066186
インドネシアやベトナム、タイといった東南アジア諸国で行われてきたエビの養殖も、今は中国やインドの方が大規模になっています。
https://www.minato-yamaguchi.co.jp/minato/e-minato/articles/82154
後継者のいない日本の農業、漁業は、ほぼ確実に途絶えるので、従来の日本食に近い食材を確保し続けるためには、養殖を含めた技術と生産設備を諸外国に輸出する必要があります。
JICAがやっていますが、本当は、技能実習生制度なども、将来の日本への食材輸出につながるようにうまく活用されるべき仕組みでした。
JICA水産協力におけるブルーエコノミーの推進について
https://www.jica.go.jp/activities/issues/agricul/jipfa/ku57pq00002kzmhq-att/marine_01_data01.pdf養殖産業は他のあらゆる産業と異なり西側ではなくアジアの中国、インド、東南アジアが三大リーダーである。そしてスタートアップがこの分野に多数出始めている。センサーデバイスや衛星を使った水質管理からAIによる需要と供給双方のイールド最適化そしてサプライチェーンまでこの分野においては技術とインベーションのフロンティアはまだ広大にある。