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言われたことをやる能力の優秀な人材を大企業がもっていく。しかし、自分で考える人材に育てずしておじさん化してしまっている気がする。もったいない。
ベンチャーの時は毎日銀行通帳を眺めては資金ショートするタイミングがいつかを計算してヒリヒリしていたし、ショートする夢を見てガバッと飛び起きるなんてことが日常茶飯事でした。
そのノリで大企業に来ると、どれだけ危機だと騒いでも、別に3ヶ月後に潰れるわけでもないし、めちゃめちゃ余裕じゃんと感じてしまう。(もっとも、大企業とベンチャーで状況は違うわけで、この感覚もちょっとズレてることは自覚してますけど)
たとえ目の前の事業が芳しくなかろうとも、リソースが潤沢な大企業こそ攻めの姿勢で臨めばベンチャーよりもはるかにチャンスがあると思うんだけどね。
結構気の持ちようが大きく作用していたりして、外野からバッシングされ続けているうちに本人達も自分達の可能性を信じられなくなってしまうといったことが頻発しているんだろうと想像します。
逆説的に言えば、記事にあるように資本・技術など資源が山ほどあるのに大企業でなかなかイノベーションが起こせないのは、誰がどういう意思を持ってやるかというのが、イノベーションにおいて重要だということの証左でもある。そしてその意思を強く持ち続けることが、大企業だと難しい場合が多いという残念なこと。
でも、夏野さんが書かれている「むやみなベンチャー礼賛は危険」というのは本当に同意。ここらへんの両方を橋渡しするあたり、伊佐山さんのWiLとかに期待したいところ!
本当にイノベーションを起こしたかったら大企業のほうがやりやすい、ってのは間違ってはいない。が、記事中でも説かれているように問題は人。

就職という観点では、イノベーションを志して大企業で働こうと思うなら、冷や飯を食い続ける覚悟で臨むのがいい。あるいは、合言葉や形骸化した制度なんかではなく、失敗さえ評価して、チャレンジしたプロセスこそ評価される仕組みを備えた組織を選ぶべき。
一緒に仕事をしてくれているエンジニアが『技術革新はどんどん来る中で、知識は蓄積することだけではダメで新しいことを知り続けることが大切、だからエンジニアは若い人から教えてもらう、ということを当たり前としてどんどん学ばないといけない』と言っていました。テクノロジーの世界の方が顕著なのかもしれないですが、どの業界でも重要な姿勢だと思いました。
「オヤジばかりの会議では、感性が摩耗する」
大企業のがイノベーションを起しやすいというのは間違いないと思う。
いくらリソースがあっても、結局はやる人の情熱や組織の意思決定などが障害になる。大企業発でイノベーションが生まれたケースでは、本件のような外部異分子の活用や、イントレプレナーで偶然優れた人材がいて、かつ、その時の大企業トップがそういうリスクを取れる優れたマネジャーだったというケースだろう。
「信念」と「好きだ、俺がやりたい」という気持ち。すべての前提はここにあるのだと思えば環境(大企業かどうか)は問題じゃない。
むしろ組織とお金「リソースの束」をどう使うか。今回も榎さんのこの部分がいい。
(抜粋)
大企業のイノベーションといっても、まるっきり畑違いの、まるで地球の反対側のようなことをやるわけじゃないでしょう。自分たちの持っている技術とかブランドの周辺で仕事をするなら、それを好きにならないとダメでしょうね。
「商売だから金を稼ぐためにやるんです」じゃダメで、結果としては稼ぐんだけど、「この商品はいいよね」「オレだったらこんなふうにつくるけどなあ」という気持ちが経営者にないと。「マッキンゼーに言われたからやりましょう」というだけじゃね。
圧倒的なヒトモノカネ情報のリソースがある分、環境的には当然大企業が整ってるけど、意思決定がネックだね。あと、3年で10億、5年で100億に育つビジネス考えろ、みたいな「ミッション」とされてることが多く、これもイノベーションを阻害してる気がする。
日本の企業には、尖ったデザインのものを育てて、マスにしようというよりも、マス向けの商品開発を使用という意識のほうが強いと思う。大企業がリスクを取る体制がしっかりできれば、イノベーションは起こせると思う。
契約数で国内トップの移動体通信事業者。携帯電話サービスを中心とした通信事業のほか、動画・音楽・電子書籍配信を行うdマーケットなどのスマートライフ事業、携帯補償サービスやシステム開発を行うその他事業を展開。中期的に5G通信を軸としたサービス展開拡大を目指す。

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