2021/11/23

【初出】東大、早慶、MARCH、行きたい業種、なりたい職種大公開

JX通信社 データアナリスト
特集1話目でリポートしたように「Z世代の就活が多様化・自由化している」と聞いても、多くの就活生は半信半疑かもしれない。それは、学生の多くが周囲の動きに、敏感だからだ。
人事業界では「半径5メートルの法則」という言葉がある。個人の意思決定は半径5メートル以内の人間関係に影響をうけやすい、という話だ。
これを就活に適用すると、多くの学生は、自分の半径5メートル以内に存在する、部活やサークル、ゼミの先輩や同級生の進路に左右されやすいと言える。
今回、NewsPicksでは、dodaキャンパスの協力のもと、就活生の意識に関するデータを分析した。その数、およそ70万人分。
所属する大学や学年、希望する業種や職種、勤務地などの情報が盛り込まれている。これを分析した結果、個々人の就職活動に存在する「半径5メートルの法則」ならぬ「半径5メートルの呪縛」が見えてきた。
本邦初公開となる貴重なデータとあわせて解説する。

異なる「半径5メートル」