SBIは「第4のメガバンク」になるか…? 新生銀行との「全攻防」と「金融業界のこれから」
マネー現代
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多くのメディア報道がSBIの提案が完全ではないという新生銀行側からの主張が中心に展開されています。本質的な問いは、新生銀行、SBIのどちらが株主価値、ステークホルダー価値を向上させることができるかということ。新生銀行からの主張は出揃いました、そしてこれまで長年経営してきたトラックレコード(実績)がありますから、投資家の判断材料は一定揃っています。
むしろ重要なのは、SBIが本当に新生銀行の価値を向上させることができるのかに尽きると思います。この観点を見る上で、SBIが発表している決算発表の内容などに触れながら、今後の金融業界のこれからについて考えることが最も重要ではないでしょうか。既存の金融業界のプレーヤにとって、今の優越的構造が変わってしまうのは望ましいとは捉えていないでしょう。しかし、フィンテック、グローバル競争、スタートアップの台頭、変化は待ったなしです。
未来の金融業界のあり方を日本国民としてしっかり考えることが、本件が我々に問い質している最大の「課題」ではないでしょうか。
【前編も合わせて】
SBIvs新生銀行、いよいよ「決戦の日」でこれから起きる「本当のこと」
(マネー現代)
https://newspicks.com/news/6370603