成長投資、米欧に劣後 経済対策55兆円の2割止まり
日本経済新聞
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確かに、今回の経済対策は、成長分野への投資が少ない。しかし、投資すれば成果が上がると思い込むべきではない。欧米だって、投資はしたが成果が上がる保証はない。リスクがあるのだから、投資しなかった方がよかったという結果になる可能性もある。
成長投資を重んじるなら、「真水」(財政投融資を含まない)にこだわるべきではない。成長投資には、財政投融資が活用できる。財政投融資今回の経済対策では、財政投融資はあまり使わなかった。財政投融資と建設国債の決定的な違いは、返済財源で、建設国債は成果を問わず全国民の税金だが、財投なら利用者負担だから、成果が問われる投資に使える。ただ、金額だけ比較して欧米より劣後しているというのはいかがなものか。成長投資を日本で促せというなら、財政投融資に着目すべきだろう。成長戦略は見えてこないですね。
これだけの議席を確保したのだから、思い切り行っても良さそうなものですが、参院選前までしばらく自粛するのですかね。アフターコロナを想定した成長投資の財政規模は、米国が230兆円、EUが100兆円、日本は菅政権が当初出した1兆円が少なすぎると批判され倍増して2兆円でした。今回の予算の特徴は、少なすぎると批判されても、ほぼ無視してバラマキに終始したことではないでしょうか。表向きは55兆円のうち2割の約11兆円ということになっています。しかし中身は、ちょっと違うと思います。かつて日本の財界トップは「財界総理」とまで呼ばれましたが、「今は昔」なんでしょうかね。