• 特集
  • 番組
  • トピックス
  • 学び
プレミアムを無料で体験

NY株続落、268ドル安 欧州の新型コロナ再拡大で

19
Picks
このまま本文を読む
本文を読む

コメント


のアイコン

選択しているユーザー

  • 元HSBC証券会社社長/ 京都橘大学客員教授/ 実業家 

    冬の到来を控え、欧州の一部では新型コロナウイルス感染が再拡大しています。我々は依然としてWithコロナ的世界にいることを折に触れて認識させられるのも事実です。
     
    金曜日、市場ではこうした動きが投資家心理を冷やし、幅広い銘柄で売りが先行し、特に旅行需要の減少懸念から、航空やレジャー関連株が下落しました。

    一方、投資家のリスク回避の雰囲気の広がりで米国債利回りが急低下しており、割高感の薄れたIT・ハイテク株を中心とした成長株にとっては逆に追い風となり、感染拡大によるIT・ハイテク企業への恩恵を受けた格好となりました。最近陰を潜めていたバリュー株売り vs グロース株買いというコロナ渦典型的相場の模様でした。

    冬に向けての感染拡大やインフレ、景気鈍化、中国経済など、株式市場にとっては先行きへの不安も多いものの、7-9月期の企業決算が好調なことが相場の支えとなっています。S&P500企業の90%以上が発表を終えていますが、80%以上が予想を上回る利益を計上。S&P500企業は前年比41.5%の利益成長しているという凄まじい数字が出ています。

    米連邦準備理事会(FRB)のクラリダ副議長は、12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で、テーパリング(量的緩和の縮小)のペース加速を巡り討議することが「極めて適切となる可能性がある」という認識を示し、インフレには上振れリスクが存在し、経済は「非常に力強く推移している」とタカ派的見解を語りました。

    ちなみに、バイデン大統領はFRB議長の任命を感謝祭までに行う旨の表明をしていますが、もしパウエル議長が再任されず、仮に米連邦公開市場委員会(FOMC)で最もハト派のブレイナード氏が選任された場合、今後数年間の引き締め予想がある程度巻き戻され、米国債利回り曲線( イールドカーブ )はスティープ化、長期的な予想物価上昇率は上昇、ドルの予想レートは低下、そして株式市場とクレジット市場で「リスクオン」が強まる可能性があります。パウエル氏とブレイナード氏の政策に大きな差はないと言われていますが、やはりインフレは先が読めないだけに、ハト派的政策に舵取りしそうなブレナード氏よりも政策の継続性を重視してパウエル再任とすべきだと個人的には思っています。


注目のコメント

  • badge
    S&S investments 代表取締役

    ナスダック100は+0.6%とメガテックは好調。保有株でもマイクロソフト、アドビに、エヌビディアが昨日も最高値を更新し、テスラもイーロンマスクのツイートによる混乱から、ここ5日で+12%と戻してきた。コロナの収束・拡大に関係なくDXは加速するという事


  • 公認会計士 Fintechコンサルタント

    株式市場に関しては、ニューヨークより永田町の頓珍漢な方の言動の方が心配です。


アプリをダウンロード

NewsPicks について

SNSアカウント


関連サービス


法人・団体向けサービス


その他


© Uzabase, Inc

マイニュースに代わり
フォローを今後利用しますか