2021/12/4

#3 金融のいまを知る記事7選

コロナ禍や異業種の参入、新手法およびフィンテックの台頭によって、激動の時代を迎えている金融業界。その業界を志望する学生にとって、銀行や保険、証券といったこれまで花形であったカテゴリー以外にも目を向けることはいまや必須となっている。
NewsPicksオリジナル特集の中から、「金融業界のいま」を深く知ることができる記事を7本を紹介する。
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NewsPicks for Studentsのスタートに合わせて、NewsPicks編集部から、これから進路を考える学生に読んでほしい、観てほしい記事・番組プレイリストを週1〜2本で公開していきます。
INDEX
  • 1.テーパリングってなんだ?
  • 2.みずほ問題の本質
  • 3.ぜったいわかるSPAC
  • 4.「PEファンド」とは何か
  • 5.ペイ戦争、どこが勝つ?
  • 6.いま「後払い決済」業界がアツい
  • 7.日本の金融の未来を考える

1.テーパリングってなんだ?

11月3日、米国の中央銀行にあたる連邦準備理事会(FRB)は、資産購入額を縮小する「テーパリング」を開始。ついに始まる金融政策のシフトはどのように進んでいくのか。
そして、世界経済にどのような影響を及ぼすのか。
私たちの生活にも大きく影響する「テーパリング」やその後の展望について解説。

2.みずほ問題の本質

三菱UFJフィナンシャル・グループや三井住友フィナンシャルグループにも差をつけられて、システムの障害ばかりがクローズアップされるようになってしまったみずほフィナンシャルグループ。
第一勧業銀行、富士銀行、日本興業銀行という名門3銀行が結集し、優秀な人材も資産も豊富だったみずほは、一体どこで間違ったのか。その歴史から紐解く。

3.ぜったいわかるSPAC

アメリカのIPOシーンを席巻するSPACブーム。いまや従来のIPO数を超えた新しい上場手法は、何がイノベーティブなのでか。インフォグラフィックで徹底解説。

4.「PEファンド」とは何か

プライベート・エクイティ(PE)とは未公開株、つまり上場していない企業の株のこと。公開株(上場株)と違ってIR情報を公開する義務がないため、その動きは外から見えにくい。
そうした未公開株に対して投資を行うのが、プライベート・エクイティ・ファンド。実はさまざまな側面で経済活動を支えている事例が少なくない。
プライベート・エクイティ・ファンドの知られざる役割を専門家が解説する。

5.ペイ戦争、どこが勝つ?

楽天ペイは8月25日、中小店舗向けの決済手数料を10月から1年間、実質無料にすると発表。
ライバルのPayPayが、これまで無料だった年商10億円以下の事業者の決済手数料を10月から1.98%に引き上げるタイミングに「実質無料」をぶつけてきた格好だ。
「楽天ペイvs PayPay」だけではない、「ペイ戦争」の今を解説する。

6.いま「後払い決済」業界がアツい

Eコマースサイトなどで商品を買って、手元に届いてから支払いをする「後払い決済」が、日本でも大きく成長し続けている。
矢野経済研究所の調査では、一般消費者向けのEコマースサイトにおける後払い決済の取扱高は、2020年度に8800億円を超え、2021年度には1兆円を超える予測となっている。
なぜこれほど後払い市場は成長し続け、アメリカ企業が日本企業を巨額買収したのか。日本の後払い決済業界のキーマンを取材し、最新レポートをお届けする。

7.日本の金融の未来を考える

ANAグループや丸井グループなどの企業が、資産運用や少額短期保険といった新商品をスピーディーにスタートさせている背景に、あるフィンテックベンチャーの存在がある。
SaaS型の金融基幹システムから、個人投資家向けのコミュニティアプリまで金融領域で幅広い事業を展開するFinatextホールディングスだ。
その共同創業者兼CEOである林良太氏は「日本の金融機関の基幹システムが、あまりにも古く、イケてない」と言う。林氏が目指す社会から日本の金融の課題が見えてくる。
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