【直言】途上国支援は「ビジネスで」やるべきだ
NewsPicks編集部
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故に、というわけでは必ずしもありませんが、当社のベンチャーキャピタルファンドにはJICAが出資し、アジア新興国スタートアップ投資における環境社会インパクト測定を共同で行っています。
テクノロジー発展と過剰流動性により経済モチベーションとソーシャルインパクトは境目を無くした、これは拙著「テクノロジー思考」で論じた事でもあります。
注目のコメント
ガーナといえば、アニータ・ロディックというイギリス人女性が1987年にガーナへ行き、現地では古くから愛用されているシアの木から取れるシアバターの保湿力の素晴らしさに感動し、フェアトレードを開始しました。実は、アニータ・ロディックは、ザボディショップ の創設者であり、ガーナのフェアトレードのシアバターは、今でも不動の人気商品であるボディバターです。
あれから34年、今では24カ国にもフェアトレードが広がっています。「援助ではなく経済をもたらすことが大事」という当時のアニータの信念をもとに、製品の成分のみならず、今では製品の容器であるプラスチックも、インドのPlastic for Changeという現地のプラスチックの再生利用活動をする団体を通して、容器に再生利用しています。
なぜインドなのか? 実は、インドはゴミ排出量が世界2位、使い捨てプラスチック排気量も3位と、グローバル全体の問題だからです。より多くの企業がフェアトレードに取り組み、「企業には社会を良くする力がある」ことを実践することが大事だと痛感します。