中学受験で親が言ってはいけない3つの言葉、「あなたのため」「いい教育を与えたい」もう一つは?
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偏差値的にはそこそこでも、仮に第一志望校には合格できなかったとしても、中学受験という機会を通して人生において大切なことをより多く学べたのなら、その子は中学受験に向いていたといえる。
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今年、娘の中学受験が終わったところですが、息子は小学5年になり、これから中学受験勉強が本格化してきているところです。
息子の取り組み姿勢をみて、「もっと真剣に、もっと勉強したら良いのに」など、首まで出かけることがあります。
それでも、子どもは、親の所有物ではないし、自分のコンプレックス解消の道具でもなく、独立した人間であって、異なる個としての尊厳があることを意識しています。
中学受験自体は、人生を豊かにするための一つの手段です。一人の人生全体で言えば、若き日の一つのイベントに過ぎません。
すべての手段の善し悪しは、目的と状況に依存しています。一つの手段だけが最適ということはなく、一人ひとりの個性や環境という状況と、どんな目的を持っているかで、最適な形は変わります。
子どもの、その後の人生にとって吉となることを目的とするのであれば、結果よりも、「勉強は競争で勝つためにするのか、それとも学ぶ喜びを根底に置くのか」など、その後の生き方に影響を与える、親が物事をどう捉え、どういう言葉を使うのかの方が重要度が高いと感じています。
目的が曖昧だったり、または親のためといった中学受験は、その後に不幸を生んでしまう感覚があり、気を付けたいと考えています。我が家の子どもは低学年ですが、「あなたのため」はいわなくても、あと2つは言いそうだったのでよい戒めになりました。確かに「選択肢が広がる」も欺瞞ですよね。東大出てお笑い芸人になると宣言したら、たぶん全力で止める親がほとんどでしょうから…。
そして、自分自身の体験を振り返ると、中学受験で志望していた学校には行けなかったものの、試験に向けて頑張った経験(勉強する習慣や生活リズムの整え方、試験に向けてのコンディションの整え方など)は一生役に立つと思いました。