地方創生「やれば、できる」安倍首相が所信表明
政治 - 朝日新聞デジタル
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「やっても、できない」と、岩のように固く信じきってる人たちが、地方には結構いる。僕の地元がそうだ。
廃れた地元商店街をどう盛り上げるかというテーマで地域の学生たちがパネルを開いたとき、会場から上がった声にぶっ飛んだ。同商店街で店舗を営んでるというその方は、学生たちが挙げた数々のアイディアを「現場の人間が考えたことじゃない」と一蹴しつつ、、
「我々はねえ、お金が欲しいんですよ! “もっと”補助金が欲しいんですよ!」と言ってた。ホントにそう言ってた。
それはもう、既得権益を貪る悪い人たちという感じじゃなくて、周囲の批判は重々承知しつつ、それでも泣きながら駄々をこねてる子供みたいな物言いだった。僕は今回の所信表明を概ね支持するけど、自己責任とか自由競争とか、そういうことを言う人たちに対する、彼らの憎悪の深さや激しさを甘くみないほうがいいと思う。
悲しいけど、過渡期であれば、ある程度はプレイヤーが入れ替わらないと前に進まないということはある。歴代総理よりもコンセプトメイクは上手いと思うんですよね、小泉元首相と同じで。
でも、ビジョンがあれど戦略がない、夢はあっても論理がない。出てくる「策」はなーんかズレてる。
地方の課題は名産物の不足ではなくて超高齢化と若者の流出による経済構造の崩壊だし、女性が企業で活躍できない理由は社会の意識だけではないし、女性登用率の公開では社会の意識は変わらない。もっと現場のリアルな声を政治の中に取り入れて、民間の協力を積極的に受け入れるべきだと思う。