国際研究への科研費、来年度から従来の10倍に…コロナ後見据え1件最大5億円へ
読売新聞
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金額もそうですけど,事務手続きの負担をもう少し減らすとか,もう少し用途の自由度を高めるとか,使いやすくするとか,若手のポストを拡充するとかの方向に話は進まないものですかね…
素晴らしいですね。
大学の研究の質を高くしないと、高等教育の質も高まらないし、大学そのものの魅力も感じにくいです。
「日本の研究者が世界トップレベルの共同研究に参加するのを後押しする。若手研究者の参画を条件とし、人材育成にもつなげる」ために国際研究へ絞っているのも興味深い。「同省は、若手を2~3年の長期にわたって派遣できるよう科研費による支援を充実させ、国際的な地位低下が指摘されている日本の存在感を高める必要があると判断した。」
日本の優秀な人材の海外流出がよく話題になります。私は逆だと思います。
私自身日本にいるので人のことを言えた立場ではありませんが、海外の大学の研究組織や大学は国際色豊かなのに、日本人は極端に少ないと感じることが多いです。
研究は研究室に閉じこもって一人で行うものではありません。仲間と交流し、人的ネットワークを構築していく必要があります。なので、若手の海外修行も必要だし、海外からの積極的な受け入れも必要です。もっと多様な人との交流を積極的に行う必要があります。そうしないと、研究者のネットワークそのものに入り込めなくなります。
自分や身の回りでもコロナでこの大事な人的ネットワークを随分ずたずたにされました。例えば、留学生の受け入れは滞っているし、学生が海外インターンや海外出張に行くこともままなりません。数年後ボディブローのようにきいてくるのではと危惧しています。