「郵便番号で人生が決まる」という感覚は日本ではなかなか実感しにくいものですが、ブロックひとつ違うだけで貧富の違いがはっきりと見えるのがアメリカの現実。私がかつて住んでいたLAでもこれに近い様相はありました。しかもただ貧しいだけでなく、貧困地区が「プロジェクト」「フッド」などと呼ばれ、そこに人ともども社会システムの埒外に置かれているという疎外感。自力ではいあがる手立てがない「樽の底」という言い回しに、彼らの絶望感を感じます。
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