【漫画で読む】もうひとつの牛乳問題を解決。新種企業「Oatly」
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日本国内では牛乳の消費を促す報道が話題ですが、畜産による気候変動への影響はあまり語られていません。
そんな中、欧米では、オーツ麦由来のミルクをつくる企業「オートリー」が台頭してきています。
この企業、従来の飲料メーカーとは一味も二味も違うのです。
おしゃれなデザインと肩の力が抜けたブランディングで、今では全米のスタバが取り扱うほど定番の存在に。
https://www.instagram.com/oatly/
米クオーツ曰く「いつもくたびれたTシャツを着ている、大学の映画クラスにいる皮肉屋のよう」。
この皮肉さのせいで事あるごとに物議を醸すのですが、不思議と憎めないのは、圧倒的なユーモアのセンスとブレない芯があるから。そして何より、美味しいから。
「最小の環境負荷で、最大の栄養を届ける」というミッションを掲げるオートリー、まさに注目の新種企業です。スウェーデン留学中、oatlyには大変お世話になってました。
スウェーデン語が読めなかった僕は、この企業の発売しているオーツミルクを本物の牛乳だと思って飲んでいました…
牛乳の代替製品だったことは日本に帰ってきてから知りました…
斬新的で代表的なSDGs企業でありますが、今年の7月にはサステナビリティ内容への懸念から株価が暴落する事象が起きました。
これは空売りをしかけたいファンドが、環境に優しいという訴えをする企業のイメージを崩す事で狙った企業の株を下落させて儲ける手法です。
環境に優しいという訴えは重要ですが、根が伴ってない(風に見られる)訴えは市場によって淘汰される確率が高まって来てるのかもしれません。OatlyのWebsiteは新鮮です。一度飲んでみようという気にさせます。ただ、味付け、特にスウィーツの原料に使えるかというと、やはりむずかしい。チーズもOaltyではできない。
世の中から乳牛がいなくなればいいというものではなさそうです。共存する方法を見つけるのが大切ですね。温暖化の原因だから乳牛は飼うなというロジックは少しおかしい。人口を増やすなと同義ですよね。