テスラ車電池で電力供給網支援へ、豪大学が可能性を研究
コメント
選択しているユーザー
仮にV2Gがビジネスとして成り立たないとしても、災害発生時の電力供給など特定の用途では役に立つでしょう。
三菱自動車のアウトランダーPHEVが災害対策のためにお役所で採用されるのは、ガソリンによる発電も含めると一般家庭の一週間分の電力を賄う能力があるためなので。
ただテスラ車はV2HやV2Gが今のままではできないはずで、どうやってそれができるのかが興味深いところです。
注目のコメント
以前もコメントした持論では有りますが、V2Hはビジネスとして有りだとしても、V2GはEVに貯めた電力コストを勘案すると成り立たないと思います。
乾電池の電力コストも実は結構な代物ですが、EVのバッテリーに貯めた電力のコストは、再エネ電力のコストを遥かに上回りますので、正攻法では採算が取れません。V2G(「仮想発電所VP」とも言いますね)は、EVの自動化・自律化が進み、EVかバッテリー・パワートレインが個人から共有されるものになり、また電力システムでスマートグリッドが達成されてることとセットで一般化します。充電、放電、消費(EV走行)のタイミング判定は人を介することなく自動で最適化(IoT、AI、ブロックチェーンなどの発展形)され、エネルギーと交通・物流の統合的最適化が達成されるようになるでしょう。そのようにして、効率的なエネルギー消費、低環境負荷、カーボンニュートラル(脱炭素)の社会に至る。
もちろん、V2Gの実証実験は今から進めるべきです。テスラ自体がV2Hを標榜していないですよね。
自宅用にはPowerWall、そして、
今や世界の3分の2の地域で、太陽光発電パネルは発電コスト最安。これらで十分です。
https://www.econ.kyoto-u.ac.jp/renewable_energy/stage2/contents/column0210.html
「BNEFの分析によると、世界で再エネ発電コストは低下し続けており、世界の人口の3分の2にあたる国々で新規設備容量として最も安価な発電方法となっている。」