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線虫で膵臓がん判別 尿1滴から、来年実用化へ

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    総合内科医 医学博士

    膵臓がんは臓器の特性上、早期発見が難しく、症状が出る頃には進行している場合が多いことから、最も予後が悪いがんの1つとされています。血液や尿などのサンプルを用いて、がんに特有な微量の物質を検出する「リキッドバイオプシー」とよばれる技術は近年著しく発展してきた分野です。嗅覚が発達している線虫や、特殊な訓練を受けた「がん探知犬」を利用してがんに特有の遺伝子を検知する試みも報告されています。


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    専修大学 商学部教授

    メリットとして「尿の提供だけなので苦痛がない」に目がいくと思いますが、それよりも、他の臓器に比べ早期発見が難しく発見されたときには手遅れとなることが多い「サイレントキラー」として知られるすい臓がんの早期発見につながる可能性がある技術開発のニュースとして朗報です。

    偶然、昨日別の企業「Craif」でも尿中マイクロDNAの検査サービスを行う報道がありました。本日の「Hirotsu Bio Science」の記者発表も基本的に同じ視点からのコメントになります。

    医療で使われるためには、薬事承認をとる必要があります。本研究は、まだごくスタート段階のようで、その点が明かではありません。未承認の状態であれば、被験者は研究行為への参加の位置づけになります。

    そうであれば、金銭の発生があるか否かにかかわらず、被験者の自由意思での参加確認がとられます(研究倫理確保のため)。試験結果の信頼性は保証されませんし、求めることもできません。

    一方、病気がある群での検査の陽性率を検査の感度,病気が無い群での検査の陰性率を特異度と呼びますが、その両方が高い場合は薬事承認が与えられます。

    もしそれがなければ、(企業ベースでの製品データが公表されていたとしても)現時点で信頼性が保証されていないことを意味します。そうなると怖いのは、健康上問題があるのに「この検査を実施しているから」として見逃されるケースです(感度の低い場合に発生します)。したがって、別に正規の(認可された)検査が必要です(結局必要です)。

    利用者はこの点に気を付ける必要があると思います。良好な成績をもって、正規の臨床試験を通過し、広く正しく使われるようになることを期待します。


  • 医療ジャーナリスト

    記事の中で会社側からと思われるデータの紹介はありますが、どの専門雑誌に掲載されたかなどの情報がありません。一般的に、医学の研究では、第3者の査読(レビュー)を受けていないデータは信用できないものとされます。開発している会社が、自社にとって都合の悪いデータを隠していたり、過度に理想的な条件で実験をしていたりする可能性があるからです。

    この会社の公開しているプレスリリースを読んでも、査読のある雑誌に掲載されたとの記載はありません。仮に、査読のある雑誌やせめて学会での発表なしに自社のデータを公開したとしたら問題のある態度だと思いますし、少なくとも、その点を確認・注記せずに記事を書いた記者のリテラシーは疑わざるを得ません。


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