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とても面白い資料ですね。
特に「DX推進をけん引する上でリーダーに求める重要な資質」で、日本はリーダーシップや実行力など“過程”について挙げるのに対して、米国は顧客志向や業績志向など“結果”を挙げているのが興味深いですね。

その結果が成果について「すでに十分な成果が出ている」米国56%に対して日本17%という違いにもあらわれているのかもしれません。企業によってはKPI設計も曖昧にDXプロシェクトが走っていそうで、だから十分な成果が出たとか言えない、なんてのもありそうです。
日本でもDXと一言で言っても、段階的にアナログデータをデジタルに変えるデジタイゼーションの状態からスタートなのか、もうデジタルなデータにはなっているから、次にデジタライデーションに進むのかスタート地点が異なります。これまで紙文化を課題としながらも、目の前の業務に本当の意味で困っていなかったところにコロナ禍で一気に強制的なリモートワークに変わると、ここでデジタイゼーションをしないと、成り立たないと言う事で当初よりその対応は進んだと思います。ただこれも海外と比較するとそのスタート地点がそもそも違いましたからまだまだの状態であり、デジタイゼーションが終わり、今はデジタライゼーション中のフェーズでの企業が多いのではないかと思います。また日米で比較されるのは、組織内にDX人材が整っているかどうかが、不足の状態であり、提供側も利用側も双方で足りないとされているので人材が取り合いの状態です。また、グローバルでの四半期単位でデジタル技術により何を達成させたかの指標が伴うことでの企業価値を見出す文化は、DXを加速させた一因ではあると思います。
DXの実現には、どうしてもアジャイルに小さな成功体験を繰り返し、業務知識とIT知識を持つ組織双方でコラボレーションし合う必要があり、組織も枠を超えて協業する必要がありますが、これまでの組織の作りですとなかなか枠を超えにくいことも実情です。日米で差はあれど、昨年から一気に進んでいる状態を止める事なくフェーズをどんどん先に進めてまいりたいですね。
色々考えされられる記事ですが一つ上げるとするならば、企業変革リーダーに必要なスキルでテクノロジーリテラシーが日本は9.7%、米国は31.7%の差。日本はマネジメントにまだテクノロジーリテラシーが必要とされていない。。
新作コラム出ました!
ビジネス+ITに連載させていただいている
第4次産業革命のビジネス実務論に

『DX白書2021』の要点まとめ、調査でわかった日米の「圧倒的な差」とは

寄稿しました。

情報処理推進機構(IPA)は企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進を目的として、日本および米国の企業のDXに関係する企業戦略、人材、技術について現状を調査・分析し、その結果を「IPA DX白書2021」として2021年10月に発行しました。これは、IPAがこれまで刊行してきたIT人材に関する調査を取りまとめた「IT人材白書」や、AIに関する技術動向や事例をまとめた「AI白書」を統合したものになります。今回は、このレポートから見られる日米のDXの違いや今後企業が取るべき対応について考察しました。
悲しいけどこれが現実。受発注がFAXだったり個別メールアドレスを持っていなかったりしますが、歴史があったり、規模が大きかったり、今ある現状を変えるインセンティブがない以上どうしようもない。
"ペーパーレスの推進などの着実な対応レベルでの差がDX推進における差にもつながっていると考えられます"
日米比較すると、IT(DX)に対する実行力の違いが、結果として能力の差になっています。「まずはデジタルへ取り組もう」という姿勢が米国に比べ、日本が劣っているということは明白です。

製造業が占めるGDPの割合は、日本が約20%・米国が約12%ですが、DX浸透具合が日米の差に表れているのかもしれません。(逆に言えば、日本はDXを促進することで、景気を上昇させる要素が残っているということです)
総じて、日本の方が不確実性や変化に対して正面から向き合っていないように見えてしまうのは、私だけでしょうか。だから、ホラーストーリーに対する準備ができず後手後手になる、投資が進まない、などの対応力が上がらないのではないでしょうか。もしかすると、分かってはいるけれどマグニチュードは大したことはないと、高を括っているのかしら。いずれも、経営陣の感度の問題ですね。