『独学大全』著者が「大学で勉強すればよかった」という人に伝えたいこと
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「無知と未知に挑むことを旨とする大学は、本来、自身の不足に向かい合う人を歓迎する場所」このフレーズは良いですね。とても共感します。
思い起こせば、大学生のときは興味を持った授業を片っ端から受講してみたものです。籍を置いていた経済学部の授業よりも、鮮明に記憶に残っているのは、スポーツ生理学、法医学、表彰文化論でした。法医学の授業で、事件にあわれた方の解剖に立ち会わせていただいだときには、言葉で表すことができないくらい様々なことを考えさせられました。
自分が知らない世界を深く広く学べるのは、大学の素晴らしいところだと思います。この記事にあるような「大学」とそこで学ぶ「大学生」が、今の日本にどれだけ存在するんでしょうか?
わたしにとっての大学は「研究という知的営為」とは別次元で「勉強する場所」ですらなく、単に「学費と引き換えに学歴を得る場所」に過ぎませんでした。文系なんてそんなもんだと思ってました。
「3つの言語」はほぼ完全に独学だったすね。それも社会人になって以後の。「学校」でマスターしたのはスペイン語くらい。「勉強の基本は独学」だと思ってます。
その上で「大学行くメリット」を考えれば、高校(地方の公立校)じゃ逢えなかった同世代の人間たちと出会えた、ということですかね。>先日、イギリスの通信制大学の老舗であるThe Open Universityのサイトを見ていたら、イギリス空軍にいながら工学修士を取った人の体験談が載っていました。軍隊生活で自由時間はほとんどないし世界中に赴任先が変わったけれど、Wifiさえ使えれば学び続けることができた、と。格好の宣伝なんですが、時代を感じます。学ぼうとする人たちにとって、良い時代が来ているのだと。
確かに宣伝なんでしょうが、良い話だと思いました。本当にいい時代です。
「英会話業界」もオンラインでいろんな国の講師とつながってレッスンできるようになったので選択肢が増えました。
そのオンライン講師たちに聞いてみると、生徒も日本人だけでなくいろんな国籍の生徒がいるそうです。
そして日本人生徒でも日本在住者ばかりでなく、中東や南米、ヨーロッパに住みながらオンラインで英会話のレッスンを受けているなんて話もよく聞きます。国境がなくなってますね。
コロナ禍が後押しした感じです。
独学がこれからももっと進化しそうな気がします。