インド首都、大気汚染で学校閉鎖 「ロックダウン」も検討
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11月初めにヒンドゥー教の新年、ディーワーリーがあったから、ということもありますが、そうでない時でも、ニューデリーの大気汚染世界１は、もはや揺るぎないものになっています。
大気汚染でロックダウン、というのは、これまでも東南アジア、特にマレーシアなどでもあったことです。あちらは、インドネシアのスマトラ島などでのプランテーション農業のための森林火災が原因ですが。
大気汚染がトップクラスの国だと、ニワトリくらいなら野外に出しておくと死んでしまうし、当然、人間にも害があります。100メートル先が見えないくらいになると危ないですね。そもそも、最高裁の裁判官が政府に対し、2日間のロックダウンを行う事をsuggest/askしたとの事で、それが日本から見たら多分が異例なのかもしれません。その法的な面も含めた背景はわかりませんが。
https://www.thehindu.com/news/national/cji-suggests-two-day-lockdown-for-delhi-as-smog-engulfs-the-national-capital/article37468229.ece
何にせよ、デリーの大気汚染は異常。いま私は禁煙者ですが、デリーにいると、タバコ吸い過ぎて肺が痛くなるような感じにタバコを吸わなくてもなります。何もやらないより良いかもしれませんが、ロックダウンしたところで何も変わらん。
最高裁としては、大気汚染の原因かでもあるパンジャビの農家を責めたり、政治に文句言う前に、都市の人間もアクションを取れってことでしょうか？
Mr. Mehta also began his submissions saying there was a “spurt of stubble burning from Punjab in the last five to six days”.
“You first control Delhi... Are your [smog] towers working?” the CJI asked the Delhi government side.
“Everybody blames farmers. What about the ban on fire crackers? What has been happening for the past five or six days? What is the Delhi Police doing? This is an emergency situation, emergency measures have to be taken,” Justice Surya Kant, on the Bench, lashed out.私がサスティナビリティの領域に関心を持つきっかけになったうちの1つが、このインドの大気汚染による死亡者数の問題でした。
2019年で、大気汚染に起因する呼吸器疾患などで約170万人な死亡した、という記事を読んで、日本にいると分からないけれど世界ではそんな事になってるんだ？！と思い、意識が変わりました。
（でも日本でも四大公害問題が1960-70年代にあって、人の命が失われていたんですよね。公害はある意味加害者が明確点と言い切れるか分かりませんが、裁判で明確になる程度には明確なので現在の環境問題とは少し性質が異なるんだと思いますが）
サスティナビリティとか気候変動とか、小難しい感じしていると思うのですが、自分の価値観としてひっかかるポイントってあると思うんです。
私は先日友人に
「ほんといつでも『人』起点だよね」
と言われて気付きましたが、確かに、人が死んでいる、とか、飢餓で苦しんでいる子どもがいる、とか、このままだと傷付く人がいるんだな、というのが自分のドライバーでした。
今まだ日本ではサスティナビリティ、気候変動について意識が醸成過程かと思いますが、何か1つでも、自分の価値観に響くものをきっかけに多くの人が意識していけるといいな、と思います。
（記事とあんまり関係なくてすみません…）
