採用面接でＮＧ質問「愛読書は？」急増、巣ごもりで「読書が趣味」の高校生増え

コメント

注目のコメント

• 安田 雅彦

  株式会社 We Are The People 代表取締役

  ・2021年11月14日

  ワタシが高校生の採用を担当していたの30年前、その頃からこの質問はNGでした。もちろんスマホもタブレットもSNSも無い時代です。高卒採用の他のさまざまな制限も含めて、一度見直した方がいいんでしょうね。
• 松本 麻美

  アクティブ・コネクター 代表取締役

  ・2021年11月15日

  採用面接で愛読者を聞くというのは「思想の自由」という憲法でも保障された基本的な人権を脅かしていると同時に、厚労省でも「公正な採応募者の適性・能力とは関係ない事柄で採否を決定しない」ためにもNGとされていることです。
  
  本くらい聞いたっていいじゃんと思われがちかもですが、例えば世界のベストセラーと言われているのは聖書です。候補者の方がキリスト教信者で真面目で嘘を付けない方だった時に、愛読書はと聞かれたら「聖書」と答えるかもしれませんが、そういう回答を聞いた面接官は、採用への判断に無意識でも影響を受けてしまうリスクがあるかと。
  
  人は無意識に自分と似たような人を好ましく思い、自分と異なる人への苦手意識を持ちがちなので、愛読書の質問含めて、仕事の資質を確認づること以上のことを聞く質問はしないのが当然であるという認識が採用現場で徹底されるべきだと思います。
  
  参考:
  厚生労働省　「公正な採用選考の基本」
  https://www.mhlw.go.jp/www2/topics/topics/saiyo/saiyo1.htm
• 荒井 太一

  森・濱田松本法律事務所 パートナー 弁護士

  ・2021年11月14日

  この規制変えた方がいいですよ。
  マルクス主義かを確認することを防ぐとかそういう理由から始まったのでしょうけど、読書から始まる話題を制約する害の方が遥かに大きいと思いますね。