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気温上昇「1.5度」努力 COP26文書採択

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    国際環境経済研究所 理事・主席研究員

    今回は、COPというものが加速度的に現実社会から離れていってしまうプロセスになったことが決定づけられた印象。この会議、前からそうですがやはりかなり異常な世界なので、これに行って気候変動問題、世界の動きが分かったつもりになるってとても危険(この議論を報道で見て「化石賞」云々と断片的にコメントするのはもっとまずい)。

    ジョンソン首相は”a big step forward” と自画自賛したようですが、もうこのプロセスに意味を見出すことは難しいと私は思います。
    何十年単位の社会転換の話をしているのに、毎年集まって「さらに!さらに!!」と言っても、年単位で進捗管理できるのなんて、先進国から途上国への資金支援くらいなものです。それは、これから経済発展に伴って排出が増えていく途上国に対して、排出削減に前向きな姿勢を「見せて」もらうために、先進国がどこまでお金出しますかという話です。

    パリ協定のもと、各国が長期戦略を立ててイノベーションに取り組むという話をしていた当時はまだまともだったのですが、環境NGOや島しょ国政府が主張するような野心的な主張が、ウケる場になってしまっているので、もうどうしようもないですね。
    その実現性を問われたらまさに「知らんけど」になってしまう。

    来年のG7議長国はドイツで、ドイツの環境大臣は確実に緑の党がやるでしょうから、そりゃまた腕まくりして各国に目標引き上げ!石炭廃止!!を迫ることでしょう。経済性の観点から減少が進んでいるとはいえ、ご自分たちもまだ石炭・褐炭をバリバリ使ってらっしゃいますが、それはさておき。
    日本が欧州が作った土俵で、欧州と同じような貢献をしようとしたことはかえすがえすも悔やまれる。現実的かつ技術を踏まえた貢献の仕方はあったのではないかと思います。
    目標の議論でやったった感を味わう人たちはさておき、イノベーションに取り組みましょう。

    https://comemo.nikkei.com/n/ndc1cbc22d630?fbclid=IwAR0UXPfALiyGSPoQJZW4MQNgU7kAfDoUZPaAkoiBGYw3xdq8RVNdsvtTgUg


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    デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社 パートナー / 京都大学経営管理大学院客員准教授

    合意に至りはしましたが、当初イギリスが目指していた「石炭火力の段階的廃止」など具体的な案は盛り込まれなかったですね。

    結局、昨日もコメントしましたが:
    ・米中が主導する形になるのか(実際温室効果ガス排出量1位2位の国ですし)
    ・途上国からすると、既に気候変動で被った被害の支援も、今後求めらる低炭素社会実現への支援も求めたい(とはいえ、発展途上国が温室効果ガスの排出源となっている割合はごくわずかで、世界人口の1%にあたる富裕層の排出量は、最貧層50%の合計排出量の2倍以上とも言われている→気候正義、富の不平等)
    ・気候変動領域で、ルールメイクの主導権をEUに握られたくないようにも…
    ・日本は今回も化石賞受賞(国際社会の動きから遅れる/ずれる)

    と、どうも今の国際社会を表したようなCOP26だったように感じてしまいます。

    各国色んな思惑はあって当然なので、ベースラインだけでも合意して進めていくしかないんだろうなぁ…まさにco-opetitionの概念で、「協調(Cooperation)」と「競合(Competition)」領域の折り合いをつけていく事になるんだと思っています。


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    スタートアップ経営/シニフィアン共同代表

    まず一度は長期的な気候上昇のトレンドグラフを見て欲しい。単に1.5度と言われても伝わらない人も多いはず。我々は年間で30℃の気温変化を経験しているから尚更。

    例えばリンクの気象庁のデータ。長期的、かつ加速的に上昇傾向にあることが見てとれる。このトレンドを食い止めましょうという話。これは既に加速している電車を止めるようなもの。相当非連続な取り組みを繰り返さないと、このトレンドを長期にコントロールするのとはままならない。

    そしてほんの0.1℃の違いでもものすごく大きな影響を与える。今、ここでまじめにやらないと、この試験に落ちることが、一生取り返しのつかないことになる。そういうギリギリの崖っぷち、薄氷の上に我々は暮らしているという認識を持つべき。

    https://www.data.jma.go.jp/cpdinfo/temp/an_wld.html


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