就農者に1千万円の一括支援 初期負担軽く、担い手育成
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新規就農しやすくなる一方で、数年で離農する人も増えるでしょう。
どの仕事もそうだから仕方ないと割り切るかどうか。
1千万円の行方はおそらく農業機械やビニールハウスなどの施設だから、結局はメーカーなどにお金が回ることとなります。
零細個人農家を増やすことが国策として正なのかは微妙なところですが
ユニークな農業経営者が生まれやすくなるかもしれない。
農地や経営体を集約してコストダウン、生産性をあげようという取り組みとは真逆ですが、中山間農地や都市農地の担い手は増えるだろうなと思います。
ちなみに
農家の息子などではなく土地なども新規で獲得して就農する人のうち49歳以下は統計的にはここ5年くらいは毎年3500人程度で横ばいです。
一方法人など組織で雇用されての就農は1万人ほど。
日本の農業を考えるときに、食の安全保障や産業としての力だけではなく
地域の歴史、文化、環境の担い手としての農業という側面は無視できないので
単純に無駄とは言えないかなと思います。
10年前にこの制度あったら私もいまのような形ではなく、南房総で新規就農していた可能性は結構あるなと思います。やらないよりはマシなのかもしれないが、反社な方々の目がキラキラ輝いてそう。不正受給のニュースが数年後に出てくる予感。
担い手がいないのが問題ではなく、小規模農家・兼業農家が多く、小口の設備投資や低稼働などが非効率とどこかで読んだ気がするので、この支援は農機メーカーや農具メーカーが一時的に潤って終わりになるのではないかと。地方の様々な新規事業を見せていただく機会が多いのですが、補助金は活かされているな、と思う機会が増えました。総額としては無駄なことも多いのかもしれませんが、まじめに事業に取り組んで素晴らしい成果を出している方もたくさんいます。この補助金がなかったら生まれていなかった、とも思います。
恐らくこの支援策も多くの無駄を生むでしょう。悪いことを考える人も多いのかもしれません。ただし、中には本気で農業をやろうと思うきっかけになるかもしれない。そもそも新規事業の多くは失敗します。真面目に取り組んでれば成功確率は上がります。少しでも多くの方の新規事業に取り組みたい、という背中を押すものになると良いと思います