2021/11/27

#1 最高に面白い、スタートアップ8選

今やファーストキャリアにスタートアップを選ぶことは珍しいことではなくなった。
決まり切った大企業のルールの中で安定的に働くよりも、企業のパーパスに基づいて自由にビジネスをつくる方がクールな選択肢になりつつある。
2021年上半期の世界全体のスタートアップ資金調達額は過去最高を記録しており、今スタートアップ界はかつてない全盛期を迎えている。
しかし、逆にいえばスタートアップが次々に生まれ、その真贋を見極めるハードルが上がっているともいえる。未来の大企業なのか、それとも10年後にはなくなっている企業なのか、ジャッジするのは難しい。
そこで今回、NewsPicks編集部が注目する急成長するスタートアップを8社を知る記事・番組を紹介する。
スタートアップの思想や創業者の哲学が、きっとあなたの選択肢や可能性を広げてくれるはずだ。
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NewsPicks for Studentsのスタートに合わせて、NewsPicks編集部から、これから進路を考える学生に読んでほしい、観てほしい記事・番組プレイリストを週1〜2本で公開していきます。
INDEX
  • 1.スマートニュース 「250億円調達」の舞台裏
  • 2.ラクスル 「知の探求」経営
  • 3.キャディ 「調達」イノベーション
  • 4.ユビー 医療のDXで命を助ける
  • 5.Mujin ロボット界の隠れユニコーン
  • 6.アタマプラス 海外投資家注目のワケ
  • 7.アストロスケール 仕事は「宇宙の掃除」
  • 8.クリスプ 外食産業を変えるデータ経営

1.スマートニュース 「250億円調達」の舞台裏

日本のスタートアップとして過去最大規模となる資金調達を発表したスマートニュース。大型調達を支えたのが、米国事業の進捗だった。
同社はどのように米国事業の成功を確信させ、巨額マネーを呼び込んだのか。投資家から何が評価されているのか。その舞台裏に追った。

2.ラクスル 「知の探求」経営

ネット印刷サービス「ラクスル」から、物流マッチングサービス「ハコベル」、そして運用型テレビCMサービス「ノバセル」へ。次々に事業領域を拡大するラクスル。
創業10年程の若い会社ながら、業界をまたぐ複数のプラットフォームを運営するユニークな経営は、ハーバードビジネススクールのケーススタディになったほどだ。
そんなラクスルを率いる松本恭攝CEOは、経営で最も重要なのは「正しい問いを立てること」だと言い、そのヒントとして経営理論や経営哲学などを学んでいるという。
松本CEOが実践する、理論と実行の「知の往復」経営の本質に迫った。

3.キャディ 「調達」イノベーション

180兆円規模の国内製造業にあって、これまでイノベーションと縁遠かった「調達」領域で、イノベーションを起こす創業4年目のスタートアップがある。 
その名は「キャディ」。
調達の受発注プラットフォームで多くの町工場を救うキャディは、日本の製造業の救世主なのか。
NewsPick編集部の記者たちが「デューデリだん!」として、動画で徹底検証。加藤勇志郎CEOの経営戦略や哲学に迫る。

4.ユビー 医療のDXで命を助ける

日本の医療費は約43兆円(政府統計)。平均寿命は86歳(女性)。その医療の高いクオリティは、医師の過酷な仕事で支えられている側面がある。
2017年創業のUbie(ユビー)は、機械学習を使って、患者の症状をAIで根掘り葉掘り聞き出してくれる、テクノロジー企業として生まれた。
紙のカルテを大量に書き、恐るべき作業量で疲労する医師を助ける。また一般向けに、体調不良の時、AIと受診相談ができるアプリも提供する。
医療の世界に眠る、大きなビジネスチャンスへの挑戦について共同創業者の阿部吉倫氏に聞いた。

5.Mujin ロボット界の隠れユニコーン

産業用ロボットを手がける「Mujin」は、企業価値が1000億円を超える「隠れユニコーン」と言われている。
物流倉庫や製造工場で、まるで人間の手のように動く世界初のピッキングロボットを稼働させ、ユニクロ、トヨタ自動車など有名企業に採用されている。
今年9月には米国進出を発表しているが、世界に競合が多いロボット業界。Mujinは世界で勝てるのか。滝野一征CEOに動画で迫る。

6.アタマプラス 海外投資家注目のワケ

AIを用いた学習システムを提供するエドテックカンパニーのアタマプラス。創業4年目にも関わらず、全国2500以上の塾に導入されいている。
生徒1人ひとりに違いのある理解度や学習履歴、ミスの傾向などに応じて、AI教材「atama+」で世界に一つだけの専用カリキュラムを提供している。
今年7月には、未上場でありながら、海外機関投資家から大型の資金調達を実施し話題になった。
しかし、なぜ海外の投資家たちは無名の日本企業に投資したのか。そこにはエドテック業界の特殊な事情があるという。
NewsPicks記者がその真意を検証するため、実際に海外の投資家へ取材。稲田代表へのインタビューで今後の成長可能性について、核心に迫る。

7.アストロスケール 仕事は「宇宙の掃除」

2021年3月、世界で初めて宇宙に漂う人工的なゴミ(デブリ)の除去技術を実証する衛星が打ち上がった。8月には世界初の模擬デブリ捕獲に成功した。
手掛けたのは日本の宇宙ベンチャー、アストロスケールだ。
宇宙のゴミ問題は世界的な課題とされながらも、30年以上解決されてこなかった。そこに一石を投じたアストロスケールの岡田光信CEOは、創業まで宇宙に全く関わってこなかった素人だった。
なぜ、岡田氏はゼロベースから世界のトップランナーになることができたのか。

8.クリスプ 外食産業を変えるデータ経営

都心を中心に展開するサラダチェーン「クリスプ・サラダワークス」。2014年に麻布十番で第一号店を創業してから、現在19店舗まで拡大してきている。
そんなクリスプが、7月からユニークな施策を開始した。ホームページの閲覧数や客の来店回数などのデータを、ホームページ上で公表し始めたのだ。
競合に見られてしまうリスクがある中で、なぜデータを公表しているのか。そもそも、顧客データを得ることが難しいと言われる外食で、どのようにデータを得ているのか。
宮野浩史CEOを直撃した。
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