ミャンマー、米国人ジャーナリストに禁錮11年の判決 扇動罪で
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フェンスター氏は、2021年2月のクー・デタ以来、ミャンマーの情勢を報じてきましたが、5月に出国しようとしていたところを拘束されました。
今回の懲役11年の判決は、報道が扇動罪違反であるという理由によります。
フェンスター氏は、他にもその報道を理由として、テロリズム法違反などでも起訴されていて、量刑が増えていく可能性もあります。
なおフェンスター氏の弁護を務めたミャンマー人の弁護士も、外国の人権団体と連絡をとったことを理由に、外患誘致罪で有罪判決が出ました。フロンティアミャンマーは、民政移管後に創刊された独立メディアとして、骨太な記事を掲載してきました。クーデター後も続けていましたが、先日、これ以上の報道が難しいとして更新を辞めると通知がありました。貴重な情報源がまた一つ失われました。
バイデン政権は、なめられていると思います。ベラルーシが欧州向けパイプラインを止めると脅しをかけているのも、同じ原因だと思います。米国政府は中国のウイグルでの行為を「大量虐殺」と公式に認定しています。15日には米中首脳会談があります。ここでバイデン大統領が関税引き下げ、北京オリパラへの参加、航行の自由作戦中止などを打ちだしたら、拍車がかかると見て間違いないと思います。