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HPVワクチンの接種勧奨再開へ 厚労省部会が決定

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    産婦人科専門医 医学博士

    医療関係者のみならず多くの関係者の方の悲願がようやく!!
    積極的勧奨が差し控えられていた8年半の間もずっとHPVワクチンは定期予防接種でありました。国が積極的におすすめする、ということを再開する、ということが今日決まりました。
    この問題、非常にややこしいので、あまりよくご存じでない方はこちらの記事ご参照下さい↓
    https://newspicks.com/news/4676523/body/?ref=search

    今日という日が、日本の医療政策がevidence based policy makingできるようになる歴史の転換点となると信じたいです。
    国民の健康を守るために、世論に流されるのではなく、エビデンスに基づいて毅然と医療政策の指揮をとって頂きたいです。


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    Daddy Support協会 代表理事 産業医・産婦人科医・医療ジャーナリスト

    8年の月日を経て、やっと漕ぎ着けました。大きなターニングポイントです。
    ここまで産婦人科医はじめ、多くの方が意思を持って活動し続けました。(プロピッカーの稲葉医師なども)
    一人の産婦人科医として、その方々に敬意を表したいと思います。

    世界全体でもこの様な異様な政策を取ったのは日本だけです。
    海外では当たり前に接種されており、このままでは「子宮頸がんは日本の風土病」になる危険性すらありました。
    その裏には科学的正当性のない報道、ノイジーマイノリティを優先した行政、そして医療側にも正確でない情報を流布した方がいたことは事実です。
    これらの問題はコロナウイルスでも噴出していますし、未だに「反ワクチン」に陥る方は決して少なくありません。(これは日本だけの問題ではありませんが)
    改めて医療情報の伝え方や、政策立案について見直されることを期待しています。

    そしてこの8年間に打てなかった女性も多数おられます。それにより子宮頸癌・子宮頸部異形成となった方も多くおられるでしょう。
    現場に立つ者として、20代の子宮頸部異形成は決して稀ではありません。30代の子宮頸癌による死亡も診ています。
    この様な方々は、報道ではあまり取り上げられなかった、「物言わぬ被害者」たちでもあります。
    若い女性が子宮頸癌になりもたらす社会的損失に比べれば、この接種費用はごく小さなもののはずです。(もはや子供を遺して亡くなる母親の損失に至っては、金銭では測りきれません)
    将来への投資という意味でも、打てなかった女性に対する救済も進むことを望んでいます。

    ただ同時に、「副反応」と呼ばれた問題についても継続した対応が必要です。
    既に名古屋スタディなどで、ワクチンの接種による因果関係は否定されていますが、(接種の有無に関わらず)同様の症状で苦しむ方がおられるのは事実であり、医療側としても適切な対応がなされてきたとは言い難い部分があります。
    この様な方々のフォローをしっかり行いつつ、将来の子宮頸癌罹患を防ぐべく、速やかな接種が進むことが望まれます。


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    専修大学 商学部教授

    子宮頸がんに関しては、原因の多くにヒトパピローマウイルス(HPV)が関与している点でわかりやすい病気のはずです。日本でHPVワクチンは2009年12月に承認され、2013年4月より定期接種となったものの、接種後の副反応が現れることにより2013年6月より自治体による勧奨はストップして任意接種に変わり、接種率は激減しました。

    HPVワクチンの有効性と安全性のバランスが良好なため世界各国では確立した予防法ですが、国際的に日本の接種への消極性は有名でした。これの解決のために関係諸団体の方々が尽力されていたと思いますが、日本の厚生行政は動く気配はなく、「行政の事なかれ主義の典型」と思っていました。確率的に発生する副反応は避けられないので避けることに重きをおく対応でした。今回、それが認められて公衆衛生上の朗報になりました(今後副反応が見込まれなくなったわけではありません。副反応の出現予測は以前と同様です)。

    新型コロナでは、日本も世界の各国と同様にワクチン接種に取り組まざるを得なくなりましたが、「即効性が期待できる」ことから国民にもわかりやすく説明することが出来ました。そうなると、その行政行為とHPVワクチンでの不作為の整合性が取れなくなってきたことから、「このタイミングで関係諸団体の方々の要望を聞き入れても、拒絶反応が起こり難い」「副反応は起こり得ることとして認知が進んでいる」との考え方から推奨を再開したという流れでしょう。日本の特性が典型的に表れているエピソード(事なかれ、外圧重視、感情重視、リーダーシップが奏功しない)だと思います。

    最近の研究では、スウェーデンの10~30 歳の女児・女性集団のうち1,672,983 人を対象に、HPV ワクチン接種歴と浸潤性子宮頸がんの発症の追跡調査の結果によると、接種者は未接種者に比べて子宮頸がんになるリスクは63%減少しました。また、早期にワクチン接種をした女性のほうが、子宮頸がんになるリスクを大幅に低下することもわかっています。

    「HPVワクチンを接種していない女性に比べて、接種した女性では、子宮頸がんになるリスクが低下しています」(NPO法人VPDを知って、子どもを守ろうの会)(原典:N Engl Med 2020; 383:I340-I348)
    https://www.know-vpd.jp/faq/hpv.php


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