台湾TSMC、日本工場に8000億円 ソニー570億円出資
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注目のコメント
①現在3000億円くらいの輸入分(ソニー、ルネサス、デンソーなど)が国内生産になり、将来は1兆円分がGDPに貢献、装置材料などを通し乗数効果は大
②調達や値上げリスクや機会損失の数千億円を防げる
③製造ノウハウはブラックボックスでも、得られるデータとして、装置購入リスト、CR使い方、財務データ、電力水などファシリティ技術と無形価値は多く、ファウンドリビジネスについて理解が深まる、
④国内の大学や研究機関、人材交流を通じて、技術力アップ
技術者は重要:日本は魅力的かどうかであり、その補償や手当が重要
*中国は日本の技術者を数千万円出し募集、日本もTSMCの優秀な技術者にはその位は当然だろう。その補償が5000万円で1000人なら500億円である。
*台湾も既に顕在化している「5欠」+中国との緊張も高まる
*売上の6割を依存する米、いずれは、国内企業も海外展開が必要な筈だろう。このニュースは、ソニーとTSMCから正式に発表されたものです。新会社のJASMには、設備投資額として70億ドルが見込まれますが、日本政府からの協力な支援を受ける前提で検討しています、とコメントしています。ソニーはこの内5億ドルを出資する予定です。
今のソニーは、CMOSイメージセンサを主体の半導体チップを生産していますが、他のアナログやロジックなどの製品は細々と生産しているのにすぎません。むしろ、TSMCのやり方を学んで、日本発の本格的ファウンドリを目指してほしいものです。ソニーなら盛田さん、井深さんのDNAが失われていないソニーなら、世界に通用する日本のファウンドリビジネスを運営できると思います。そのためには、製造プロセスだけではなく、LSI設計技術を熟知したタレントを採用することがカギとなります。合弁の社名はJapan Advanced Semiconductor Manufacturing(JASM)。今はソニーだけの出資だが、従前報道があったデンソーなどが今後参加する可能性もあるだろう。
https://newspicks.com/news/6135879
先端は先端の戦いがある一方、それが全てではない。
産業バリューチェーンとして、イメージセンサーや車載、あとはパワー半導体は競争力があるから、そこの強化。また半導体製造装置・電子材料とアジアで地政学や競争リスクから、台湾でも韓国でも中国でもないという観点で、次のステップにつながっていくか。
30年かけて弱体化してきたので、時間はかかるが、一方でこれからもう一回、色々なステップを経て復活してほしい。下記のTEL東氏へのインタビューも併せて。
https://newspicks.com/news/6144678