ITは二の次? DX推進のために、総務が解消すべき「三大課題」
コメント
注目のコメント
属人化解消プロジェクトに携わったことがあります。
とある部署でその人に業務が張り付いており、その人しかできない状態でした。なぜかローテの機会も掻い潜り、十数年その業務を担当しており、幅をきかせる話し方なので、誰も手を付けられる領域ではありませんでした。
そこに私が業務命令という形で引継ぎする担当になったのですが、長年ブラックボックス化された仕事はもう手が付けられませんでした。
相手も、私に失敗させ「だから私じゃないとできない」という口実を作る為にあの手この手でかかってきます。それをなぎ倒しながら進んでいく様は何か使命感に取りつかれていたかのようでした。
結局は業務に支障のない形で引継ぎはできましたが、その人が持っていた業務はまだあったと思います。というか、残りは、仕事を複雑にして仕事をしている感を出す為の業務でいわゆるノンコア業務(いわゆる無駄)だと認定してやりました。
後日談ですが、私はその方から感謝されました。業務を引きはがされたことにより、気持ちが軽くなったとのことでした。その言葉を聞いて業務を抱え込み、守ろう守ろうとしていたのはもしかしたらその人の責任感の強さだったのかもしれないとも思うようになりました。
業務の属人化を防ぐために、ローテーション・業務の水準化・1つの業務を複数で対応するなど細めにチェックしていかなければなりませんね。
ブラックボックスの沼から生還できた者の話でした。これら正しい。
雑多な業務が集まる部署ですから、属人的になりやすかったり、他部署から頼まれた仕事をただこなすだけで精一杯になりがちでしょうが、それをそもそも変えないとね。