世界の感染者2億5000万人=コロナ、欧州で再拡大―米大集計
コメント
選択しているユーザー
注目のコメント
感染者の増加の原因として、すでに接種を先行してきた国ではワクチンの感染予防への効果が多くの人で低下してきていること、マスクの使用率の低さなども挙げられるでしょう。
加えて、日本と欧州の単純比較が難しい点として、使用されているワクチンの種類の違いも挙げられます。これらの点は、日本でむしろ有利な点だと考えられます。
ただ、2回接種の感染予防効果が低下してくることは避けられませんので、日本でも1月から2月にかけて再度感染流行を経験する可能性は十分にあると予想されます。
一方、ワクチン接種の重症化予防効果はまだ十分期待できることから、ワクチンによる免疫を回避してしまうような変異ウイルスの流行がなければという条件付きになりますが、これまでの感染流行時と比べて、同程度の流行でも重症化や死亡は高率に防ぐことが期待できます。
ただし、「条件付き」としたように、不確定要素の存在も認識しておくことが大切だと思います。特に、ワクチンが一定数広がった上で感染が広がっている状況というのは、最もワクチンから免疫回避する変異が誕生しやすい状況であるというリスクへの認識は重要だと思います。確かにヨーロッパでは、昨年同様、感染者や死亡者が増えています。しかし様々な研究蓄積も得られており、昨年とは事情が異なります。
リスクを受け入れながらマネジメントしようとするヨーロッパ。ゼロリスクを目指し思考停止になりがちな日本、の違いではないでしょうか。唐鎌さん:
> 日本の新規感染者への執着は特異です。それ自体が病気ではないかと思う次元で
アメリカでも新規感染者は毎日トラックされ発表されていますし、ニュースにもなっています。本ニュースもアメリカ発ですよね。
一般論を言うと、たしかに治療薬の承認などで新規感染者数の意義は低下しているのでしょうが、それを無意味なものと断じ、GDPや経済成長率を金科玉条のように語る論調はアンバランスだと感じます。