オンライン医療ユニコーン「圓心科技」、香港上場へ
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記事で触れられている医脈通科技(Medlive Technology)はM3が出資している会社で、2021年7月に香港証券取引所メインボード市場に上場していますね。
M3は同社に2013年に12億円投資。それが約8年で100倍に。素晴らしい投資ですね。
ちなみに医脈通科技(Medlive Technology)は圓心科技とは異なり、利益が出ているどころか、その利益率は驚異的な高さです。当社SPEEDAによれば、2020/12月期のEBITDAマージンは50%超!
M3決算資料の18スライド目に記載があります。
https://corporate.m3.com/assets.ctfassets.net/1pwj74siywcy/7ePetrpw38vT1eREJBkeVG/0c3effa31228eb92a15b311d6cd9d9f5/20210728_presentation_J.pdf中国は、5カ年計画の中でもバイオメディカルに注力するとしており、
スタートアップでも最も人気の領域として多いのがメディカルです。日本だとSaaSとかですが、メディカルが圧倒的です。特に、IoTやAIを使ったメディカルスタートアップが相次いで大型資金調達しています。
参考:
・ホームメディカルケアの「健海科技」:シリーズA+で約15億円を調達
・感染制御を中心としたメディカルソリューションを手掛ける「小創科技(smalliot)」がこのほど、プレシリーズAで1000万元(約1億5000万円)を調達したことが分かった。
また、下記のような健康飲料やフィットネスジムなども市場として伸びています。全体的に健康志向+医療改善の意識が急激に上がっています。ちなみに、2021年度の中国で富豪1位になったのは、農夫山泉(Nongfu Spring)という飲料水の会社のCEOです。
引用:https://36kr.jp/158657/
無糖炭酸飲料メーカー「元気森林(GENKI FOREST)」が間もなく約2億ドル(約220億円)の資金調達を終えることが明らかになった。リード・インベスターは「テマセク・ホールディングス(淡馬錫控股)」がリード・インベスター、セコイア・キャピタル・チャイナ(紅杉資本中国基金)などの既存株主がコ・インベスターを務めた。今回の資金調達後、元気森林の評価額は150億ドル(約1兆7000億円)に達する見込み。オフライン薬局251店舗と有料会員320万人を抱える医薬品ECプラットフォームを運営。強豪ひしめく市場、かつ現在まで黒字化できていないようですが、今後どういうストーリーを描いているのか、気になります。すでに京東集団、アリババ、平安保険などが参入しているようにこの領域でも大手が市場をリードしていくのではないでしょうか。