「海が死ねば私たちも死ぬ」 気候変動対策求めデモ 英グラスゴー
コメント
注目のコメント
どうもSDGs絡みの話はある種の胡散臭さを持って捉えられがちな印象も受けますけど、海洋ゴミの問題は決して気候変動・環境問題だけの話ではないことは最低限理解するべきだと思います。
事実として、皆さんが日頃口にしている海藻類も収穫段階ではかなりの異物にまみれています。釣り針、釣り糸、プラ片など、実際選別依頼原料として僕たちが手にするロットの中には様々な人工的異物が含まれている。全て人のせいです。それを多くの労働者が決して高くもない選別相場で"人が食える食材"に仕上げ、皆さんの食卓に運んでいる。アオサも青海苔も、どれだけの苦労の上に流通に並んでいるか。そして、その苦労の原因が人間自身がもたらしているものだという、その事実すら知らない人は多い。CO2の排出の問題は、そうした人々の食生活の安全性とも深く繋がる問題でもあります。決して温暖化云々だけの話ではなく、1人1人が廃棄や選別意識を高めることで、結果的に安心安全な食材の確保にもつながる相乗効果があります。
我々自身がなすべき課題は明白です。見えている課題を先送りする理由はどこにもない。そう私は思います。こういう動きは日本でも広がってくるでしょう。
一部の団体が主導している部分もあるとは思いますが、地球が壊れかけてることが徐々に見えてくると、政治思想を超えて広がってくると思います。
コロナ対策では生活が不便になることを人類は受け入れました。
気候変動はコロナよりはるかに深刻な問題ですから、これからの30年間、人類は相当の我慢をする覚悟が求められそうです。