ファミマの「デジタルマーケティング戦略」、役員に聞いたファミペイの絶大効果
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注目のコメント
Customer centric顧客視点を重視した好結果ですね。
お客様にどうやって買っていただくか?ではなく、お客様は何を欲しているのかを突き詰めていくことがCRMですね。
購買履歴や静的な属性データは過去のデータなので未来が予測出来ないです。
なかなかまだまだ難しいですが、Twitter等のネット声とか購買情報以外のデータからお客様が何を求めているのかのデータ分析が更に重要になってくると考えます。ファミペイのデジタル戦略を解説してくれているとても参考になった記事。
ファミマが持つPOSの購買データだけでは、マーケティング分析に限界を感じたため、「データ・ワン」という合弁会社を設営したと。
そのプレイヤー(役割)は、
①伊藤忠商事(親会社)
②ファミリーマート(小売・決済)
③NTTドコモ(d会員情報)
④サイバー・エージェント(広告配信)
の4社。
この協働によって、デジタルIDとクレジットカードのIDの紐付けが可能となり、デジタル広告の購買への正確な寄与度を把握できる。またファミマ視点では、新規顧客を獲得するための広告出稿でどれだけ来店を促せたかも把握でき、仮説検証もしやすくなった。と。
マス広告では、アプリ利用の活性化(ダウンロード促進、アプリ使用など)には繋がりにくいというのも興味深く、もっと深ぼってみよう。こういうものだけではないですが、こんな取り組みを増やしたくて今の場所にいます。
『ただし、まだまだ必要な顧客情報が入手できているとは言えませんでした。「20代の女性がいつ、どの店で、どんな商品を、どのくらい購入したのか」という定量データは分かりますが、リピートが発生しなかった場合に、その理由を知るすべがありませんでした。つまり、定性データは追えていなかったのです。
そこで当社は、これまで以上にお客さまから寄せられた意見を丁寧に分析することにしました。』